【日記】2018年7月19日夜 ラジオ少年は今も夢見る。
▶︎今日は2日早めに漢方処方。暑すぎて暑気がはらえなくて調子が良くないので。
▶︎CDプレーヤーはケンブリッジオーディオのTopazCD5。2万円くらいの廉価なものを先月購入した。正直、CD再生はそこそこで良いので、入門機。モータ部分がいつも壊れるので、今更高価なCDプレーヤーは買わない。
▶︎PioneerのネットワークオーディオプレーヤーでネットラジオやDeezer、パブリックドメインの音源をダウンロードして聴いていた。ジャズ、ロック、クラシックなど、あまりに素晴らしいので驚くばかりである。
▶︎ネットラジオはMP3ばかりだが、その中でも良質なのがカナダのCalm Radioの各チャンネル。ギターやピアノ、バロック、バッハなどまさに「穏やか」に過ごせる。定期的にコメントが入り、まさにラジオ。あとイギリスのLINN Classic,LINN Jazz。オーディオ・録音レーベルだけあって、なかなか良質。
▶︎ネットラジオはPCでも聴けるし、スマホアプリのtuneinから聴ける。私は聞き流しで自宅のオーディオで聴くのが好きなので、PCを開かなくても済むこととアクセスがかなり楽なので、ネットワークオーディオプレーヤー(NAP)は有効である。もちろんPCだと動画を含んだストリーミンも見られるので、これはこれでいい。
▶︎eONKYOでハイレゾ音源がやたら安くなっている。最大50%オフ。元がそんなに安くないが、サロネンのマーラーの9番が500円とか1000円以下でそこそこ興味深い音源があった。しかし私の耳ならハイレゾでなくてCD並みの音質でも、FLACファイルでリッピングした音源ならPCやNAPで聴くとかなり満足できる。ハイレゾでなくてもいい。Deezerが良いのはあえてハイレゾストリーミングを狙っていないところだ。
▶︎先ほど自作バックロードホーンスピーカーに音にビリつきが出て、在庫の別の自作スピーカーに交換してみた。これもまた良い。
右にあるPioneerのスピーカーはAmazonマーケットプレイスで1組8千円で買った中古。小さいのに低音が出すぎるので、背面部にあるバスレフ穴を手芸棉で塞いで調節している。
▶︎ラジオ少年の楽しみは中年になっても変わらない。ネットラジオは楽しい!
【日記】2018年7月19日 朝 酷暑にシベリウス
▶︎昨日岐阜県多治見市で13時すぎに40℃を記録。日本国内熱中症多発。先日は豊田市で子供が死亡している。これでも学校の授業はやるのか。課外授業など即刻やめるべきだし、毎年同じような事件が多発しているのに、一向に部活を夏季休暇する学校がほとんどない。
▶︎学校や教師がこれはやばいから即刻やめるべき、という感覚判断・身体性の鈍感さがここまで来たら、もはやこれ以上何を言っても無駄だと思わざるを得ない。学校に子供を行かせないのが最善策である。
▶︎子供を学校に行かせなくてもちゃんとこの社会に居場所があるのか。それが最も今の日本ではほとんどない。日本のセーフティネットが至る所穴だらけなので、公的機関に頼るのではなく、一人一人がそう言う場を作り上げる必要がある。
▶︎私はやることがたくさんある。一つ一つやって行きたいので時間を無駄にしたくない。
▶︎閑話休題。過去のクラシック音楽のパブリックドメインになった録音をダウンロードして楽しんでいる。FLACファイルの音質が素晴らしいし、これほど豊かな音楽世界に触れることができる喜びを与えてくれるユング君に感謝したい。
▶︎昨日ジョン・バルビローリ指揮ハレ管弦楽団のシベリウス:交響曲第2番は素晴らしい。1967年録音。50年以上前だ。しかし、音楽の息づかいと熱量がものすごい。比較としては申し訳ないが、カラヤンのクリアだが冷ややかなシベリウスとは対局を成す。どっちがいいと言うわけではなく、バルビローリのこの演奏はオケ共々これ以上にないパフォーマンスである。
クラシック音楽 | FLACデータベース | シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 Op.43
▶︎今日も暑い日だ。自分の感覚を大事にして、機械のように扱う日本社会のなにかに鈍感にならないよう。
【日記】2018年7月18日 朝 ネットワークオーディオプレーヤーは全てのデジタル音源を集約できそうだ。
▶︎ヨドバシカメラで注文して翌日に届いて、即設置したPioneerのネットワークオーディオプレーヤー。
パイオニア Pioneer N-30AE ネットワークオーディオプレーヤー ハイレゾ対応 シルバー N-30AE(S) 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: パイオニア
- 発売日: 2016/09/15
- メディア: エレクトロニクス
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かなり注文には迷った。2ヶ月くらいだけど。注文しても散財感たっぷり。オーディオでもこう言うネット接続のものを買うのは初めてなので、思うようなものでなかった…と言う不安…
▶︎設置してほぼ操作できるようになったが、こいつは素晴らしい。以下快適な部分を羅列する。
⑴Chromecastビルトイン経由で音楽ストリーミングサービスDeezerがFLACで聴ける。CD音質なので、他のストリーミングサービスとは音質の違いがはっきりある。Googleplaymusicももちろん聴ける。
⑵AirPlay対応なのでアップル製品への対応もOK。MacやiOSに音源はあまりないが、Podcastを気軽に聴くに使える。
⑶アプリがあり、タブレット、スマホ経由でリモコンできるので、非常に快適。
⑷インターネットラジオが聴ける。tune inが入っているので世界の音楽以外のラジオも無数にあるので相当に楽しめる。
⑸ラジオ局の多くが再生曲名が表示画面に出るので知らない曲でもすぐ曲名や演奏者がわかるのでありがたい。
⑹ブルーレイレコーダーDIGAのHDD内の音楽FLACファイルもこの機器を通じて聴けるのでほぼ音質のロスがないと思われる。
⑺外付けHDDをつけると、ネットワーク内のPCなどから音楽ファイルを保存・再生できるらしい(これはまだ設定していない)。
▶︎より安価にネットワークオーディオを楽しむには以下の機器がいいと思う。ほぼ同じ機能でCDプレーヤー、アンプのオールインワンタイプ。好みのスピーカーを追加すればOK。ただし、音質が不満だとアンプを変えたりすることはできない。あくまで手軽さを求める向き。
パイオニア Pioneer XC-HM86 ネットワークCDレシーバー Bluetooth/ハイレゾ対応 シルバー XC-HM86(S) 【国内正規品】
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▶︎意外だったのがネットラジオがかなり楽しいこと。深夜ラジオ放送を楽しんでいた世代としては、子供の頃に戻った感じだ。
【日記】2018年7月17日朝 オーディオ沼には気をつけているが…
▶︎昨日も昼夜を通して暑かった。私は1日中うちに籠って音楽を聴いていた。朝のうちはCDを寝ながら聴いていた。ふと、最近アナログレコードを聴いていなかったな、と気づき、聴きだした。
▶︎プラセボかもしれないが、CDを聴くよりも長時間聴いてもレコードは聴き疲れがしない。ナローなのかもしれない。ノイズが適度に入るのでどこか自然音に近いのかもしれない。
▶︎すぎやまこういち作曲 交響曲イデオン 小松一彦東京フィルハーモニー交響楽団
機動戦士ガンダムのすぐ後、富野由悠季が放った神話色が濃い哲学的なロボットアニメのオケ音楽。すぎやまこういちといえば、のちにドラゴンクエストの音楽で息を吹き返したように活躍したが、この交響曲イデオンがなければ、それもなかったんじゃないかと思う。それまでは普通の歌謡曲作曲家としての認知しかされていなかったので、そのままなら今の仕事はない。
▶︎この録音今では忘れられている感はあるが、ルドルフ・ゼルキンと録音したピアノ協奏曲もこのテラークレーベルだった。デジタル録音だが、ホールの響も含め、オーケストラ全体を俯瞰するような録音。
▶︎ストリーミングサービスDeezerの音源がChromcastで聴けるようになったのは幸いである。数年来懸案だったネットワークオーディオプレーヤーを導入することを決めた。
パイオニア Pioneer N-30AE ネットワークオーディオプレーヤー ハイレゾ対応 シルバー N-30AE(S) 【国内正規品】
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持っている外付けHDDを活かせること、ネットラジオはもちろんSpotify、Chromcast、Radikoも対応するのでDeezerもFLACで聴けるなどからやっと導入をした。
▶︎引っ越してからオーディオ関係の製品をやたら揃えてしまっているが、全て入門機のグレードだし、オーディオマニアからするとおもちゃのような価格とスペックだ。しかし以前の10万円の音が今は2万円で出る。レコードプレーヤーもTEACの型落ちとはいえ19,500円でかなりまともな音が出るものが買える。
▶︎私が高校生の時に組んでいたコンポーネントの方が高級だったと思う。しかし、今の方がおそらく高音質だと思う。テクノロジーの変化でもあるし、好事家にとってはありがたいことである。
【日記】2018年7月15日 夜
▶︎多くの日本の会社など、連休の中日だということらしい。午前中に書店の丸善に行ってきたが、途中の地下鉄はまばらで、水着の入ったビニルバッグを持った親子連れをよく見かけた。暑いからプールか海に出かけるのだろう。ベビーカーに乗せられた赤ちゃんも見かけた。子供も大きくなった私にとってはなんとなく懐かしい。
▶︎我が家は連休でもそれぞれに忙しい。妻は今日だけが休みだし、娘は大学の課題に追われているようだ。
▶︎ん?私が一番ヒマ?というか身体的にかなり負担が大きい状態なので、忙しいとか言っているどころではない。
▶︎正直に書いておくが、実は心理的に非常な焦りを感じている。残り時間が少ないと感じているから。その感覚に根拠はないが、焦りを感じているのは確かである。外界の時間と体内で感じている時間の刻みが違う。明らかに体内の時間が速く進んでいる。これはいいことなのか悪いことなのかよくわからない。
▶︎読書を進めたいが、実は思うように読み進められない。正確に言うとページがめくることで身体が苦しくなるので、読み進められない。
そんな時、これだ。
声に出して本を読むと言う、小学生の頃のスタイル音読・朗読だ。
▶︎うちにある詩集を声を出して読む。三好達治が今日は良い感じだった。昨日は方丈記の冒頭を読んでいた。
▶︎言葉にはリズムがある。言葉を声に出すとそれは音楽としても感じられる。楽譜の音符休符は自分で決められる自由さ。なんどもつっかえながら、読む。特に語尾の余韻をどう残すかが難しいが、その試行錯誤が自分で作る感覚そのものである。
▶︎声を出すことで自分の心を解放する。恥も外聞も捨てて声を出すことこそ自分の本来の声を取り戻すことに他ならないと思う。
▶︎「心が楽になれば、声も楽になります」永井一郎さんも著書に書いている。長く歌を歌っていた私でも今になってしみじみその言葉を噛みしめる。
▶︎私はどれだけ生きられるか。そんなこと誰にもわからない。しかし、それは確実に有限であることは言える。それも極めて。