音を読む 本を聴く

イトウの音と本の綴織

【日記】2018年7月27日朝 健康診断

▶︎日記が3日間書いていなかったのは体調不良のため。体調が良くないのは今に限ったことではないが、台風など気圧の急激な変化が身体には堪える。

▶︎こういう時は読書に集中できないのだが、それなりに読む。読むとつい集中してしまう。後からドッと疲れがくる。寝込む。

▶︎体力を使わないのは音楽を聴くこと。寝ていてもインターネットラジオや手持ちの音源を聴いていれば、心の慰みになる。アコースティック音が耳には楽なので、ジャズとクラシック中心になる。

▶︎コイズミ無線よりスピーカーユニット到着。ParcAudioのウッドコーンは見た目麗しい。今までこんな高級なユニットを使ったことがない。フォステクステクニクス以外の音を聞くのが非常に楽しみである。日曜日にでも付け替えてみよう。

▶︎絶滅危惧種のスピーカー工作の本が発売。それもバックロードホーン に特化した本。バックロードホーン の音は独特なので好みが分かれるらしい。私は好きだけど。また作りたいのだが、作るための場所がいる。工房をどこかで借りるか。

 

バックロードホーン・スピーカーをつくる! (ONTOMO MOOK)

バックロードホーン・スピーカーをつくる! (ONTOMO MOOK)

 

 ▶︎今日は健康診断のち出社。

【日記】2018年7月23日 夜 昼に39度越え

▶︎気温が尋常じゃない。とにかく倒れないでしのぐしかない。根性でこなせる暑さではないので、無理せず生きましょう。

▶︎昨日もまたスピーカーを出し入れして、音楽聴いていたが、今朝方もモヤモヤして、ヨドバシカメラに夕方に行って市販スピーカーを聴いてきた。B&Wの2種類とDALI。クラシックなら海外スピーカーの音を聞くべきだと思ったので。

 

  

 

DALI スピーカーシステム  ZENSOR 1 ライトウォールナット ZENSOR1

DALI スピーカーシステム ZENSOR 1 ライトウォールナット ZENSOR1

 

3万円から10万円くらいのもので聴いてみたけど、なんかこう楽しくないんだ、鳴っている音楽が。

10万円出してもこれか・・・。まあ悪くないけれど、自作スピーカーを愛用してきた耳からすると、中途半端。よく言えば万人ウケしようとするあまりに個性のないものばかりになっている。

とは言え、ヴィンテージものに手を出すのもカネもかかる。かかってもいいけど、はいいものを選ぶにも手間がかかる。それに見つけても大きすぎて部屋に入らない! 

 

で考えた末、結局15年以上使っているバックロードホーンのエンクロージャーを活かしてユニットのみ交換して再生させることにした。

ユニットはParcAudioのウッドコーン。見た目もいいし、いかにもクラシック音楽向けなのでこれに決定!

 

10cmウッドコーンスピーカーDCU-F125W

10cmウッドコーンスピーカーDCU-F125W

 

 バックロードホーン に向いているもので限定バージョン。コイズミ無線で2万円弱。これで10万円は軽く凌駕するはず。

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なんだか変わり映えしていないけど。やっていることが泥臭すぎますな。

【日記】2018年7月22日 夜 暑くてやってられないけれど、涼しければなんとかなる

▶︎昼過ぎに突然思い立って部屋の模様替え。オーディオ設置場所と本棚の場所を変えた。自作バックロードホーンスピーカーはとりあえず、お蔵入り。

▶︎以前コイズミ無線の既成エンクロージャーにSICAの16センチフルレンジユニットをはめ込んだものを再セット。スーパーツイーターを追加した。しかし!

▶︎もう少し音が重くならないかな。高域が伸びているのはいいんだけれど、全体に音が軽い感じがする。バックロードホーン みたいにきめの細かさは求めないので、もう一工夫いるね。

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【日記】2018年7月22日 朝 「こんなに幸せでいいのだろうか症候群」

▶︎昨日noteで記事を書いた。ここのところの共通テーマ。いま生きているリアリティの有無。

note.mu

▶︎長年問いかけや疑問、色々なところで行ってきた「種まき」。最近、周囲からよく相談や喜ばれることが多くなり、少しずつ人と人のつながりを感じるようになった。引っ越しも騒音がない住宅街で日中も工場騒音もない。非常にストレスなく生活できる。家族にも恵まれて幸せだ。

▶︎正直言って、いまだに「こんなに幸せでいいのだろうか?」と思う時がある。

▶︎「努力」「我慢」「貯蓄」「人生計画」そして「人を信用せず、人を出し抜け!」と子供の頃から言われてきた。こういう教育、いや価値観の押し付けがまだ私の意識に残っている。私はこれらの価値観の押し付けは完全に間違っており、むしろ幸せとは程遠いと思っている。

▶︎「努力」は最初からすべきものではなく、結果として努力しているだけ。「我慢」は無理やりやっていると心身に悪影響を及ぼす。「貯蓄」は大切だが、将来への「不安」が先立つと「不安」を利用して様々な商法に金を吸い取られるだけ。振り込め詐欺などはその典型。「人生計画」、一つの条件が変われば全て変わるからその計画作りに時間をかけることはほとんど無意味である。人生は即興であるからこそ意味がある。

▶︎もちろん「刷り込み」「洗脳」的なものはなかなか抜けるものではない。自由に生きれば生きるほど、かつての「不幸のコンフォートゾーン」に時々連れ戻されそうになるのだ。

▶︎他人比較で行けば、私はそれほど恵まれていない部分も多い。障害を持っているし、ゆえに生活困難者でもある。仕事もかなり制限されて経済的に潤っているとは到底言えない。しかしそれでも私は幸せだと思う。他人と比較しなくなった時点で「自称幸福」で良いのだ。

▶︎楽しいこと、好きなことに集中できる。これはとてつもなく幸せなことだと私は思う。

▶︎一方で、楽しいとも好きとも感じられない人がいる。好きでもないことをルーチンでやっている。楽しくもないのに趣味娯楽と思い込んでなんとなくやっている。どうやらこれが日本社会の常識のようだ。

▶︎だから本当に好きなこと、楽しいことをやっている人、感情表現している人を見ると嫉妬やっかみ、「お前はいいよなー」「あんたはいいけど他の人は違うんだよ」的な攻撃を仕掛けてくる。これ本当にやられる。

▶︎私はそういう攻撃に慣れているので、「じゃああなたもやれば?」と返答する。すると必ず「私には〇〇があるのでできないのですよ」「私には才能ないから」「みんなはあなたとは違うから」という言い訳をされる。はあそうですか。あんたができない理由を私に言われてもわしゃ知らん!である。

▶︎これは自分には好きなことがない、やりたいことががない。でも自分が実現できない(と思い込んでいる)ことを他人が実現して幸せになってることが許せない、妬ましい!ということを明言しているようなものである。

▶︎「自分の望むことが自由にできていること」が幸福というならば、幸福を他人との比較をし続けては、一生幸福にはなれない。自分軸で、自分がどう感じているかで決まる。というか決めるしかない。自分がこうだと思ったことを決めてやるしかない。間違った!と思ったらすぐ立ち戻ればいいだけ。

▶︎とにかく、自分が良い楽しいと思っていることを心底やれる気持ち空間時間があること。他人から何を言われても関係ない。言われそうなら人のいないところで自分が楽しいと思うことをやればいい。これを私は「魂の解放」と言う。

▶︎ここまで書いて私ですら「こんなに幸せでいいのだろうか」と思う時があるのだ。常に自分自身への返答は

「もちろん!自分が幸せだと思ったらそれでOK!」

である。毎日そう言って過ごしています。

【日記】2018年7月21日昼 CDをプレーヤーで聴くのとFLACファイルで聴く違い

▶︎昨日はすわ熱中症かと思ったほど昼から夜の体調が悪く、さっさと仕事を早退して家で寝ていた。幸い重症に至らず今朝にはそこそこに回復している。

▶︎音楽の音源をCDリッピング、ネットダウンロードでFLACでデータ化している。やりながら気づくことが多い。

▶︎古い録音でも現代の録音より劣っている音源ばかりでない。録音エンジニアやレコード製作者によっては現代の技術を凌駕しているのではないかというものが多くある。これはあらためて驚くべきことである。

▶︎例えば今、ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーンフィルワーグナーワルキューレ第1幕」をネットからパブリックドメインとしてダウンロードしたFLACファイルで聴いている。1957年10月28日~30日録音というステレオ初期の録音である。私は以前この音源のCDを所有していたのでよくわかるが、圧倒的に今回聴いたFLACファイルの方が音楽的にまとまっており、オケの美音と指揮者の大きな音楽のうねりを感じることができる。歌手の声も歪みなく、現代の録音であるといっても判らないかもしれない。

▶︎むしろ現代の音楽が失ったものを感じるという上で言えばこれだけ音楽の遺産を享受できる時代になったというのは大きな喜びである。

▶︎これからはCDを上回るハイレゾ音源だ!アナログレコード回帰!と音楽業界は叫ぶ。音楽を愛する者からすれば素晴らしい音楽をつくるアーティストがたくさん活躍していい音楽を残して欲しい、それを応援するだけだ。ハイレゾだろうとアナログだろうと、いい音楽はちゃんと残るし、それに値しないものは近いうちになくなる。

▶︎アナログレコードは完全に音のニッチな趣味として残ると思う。しかし明らかに保存性が高いのはデジタルである。あとはそれを新旧に関係なく体系化して遺す事である。ここまでインターネットが発達してくれば、あとは見識を持った人間が常にいる事、つまりいい音楽を評価できる人間がいるという事が重要だ。

▶︎手持ちのCDをFLACファイルにリッピングしているが、これがまた時間がかかるので正直ネットからダウンロードしたほうが速い。高速でリッピングできるCDドライブは高価だし、まあ地道にやります。

いつもお世話になっているサイトは以下です。ありがたく音源を聴かせていただいております。

www.yung.jp