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イトウの音と本の綴織

クラシックプレミアム25号 グレゴリオ聖歌からバロックの始まりまで

隔週刊 CLASSIC PREMIUM (クラシックプレミアム) 2014年 12/23号 [分冊百科]

隔週刊 CLASSIC PREMIUM (クラシックプレミアム) 2014年 12/23号 [分冊百科]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2014/12/09
  • メディア: 雑誌
今年はこのCD付雑誌を定期購読しています。 内容はグレゴリオ聖歌から新ウィーン楽派ガーシュウィンバーンスタインまで。無調の現代音楽はなし。 ラインナップはこちら 全50号なので、今回で折り返し地点の25号です。 いまさらながら名曲全集的な色合いが強いもので、曲もほとんど知っているものですが、CDの音質がすぐれている点、聴かず嫌いな曲がないか、自分であらためて聴きなおしてみようという点を重視して購読(購聴?)しています。 ちょっと作曲家には偏りがありすぎという気もします。モーツァルトベートーヴェンに各5号分あるのにハイドンマーラーは各1号分しかない! しかし 音質は確かに良いものが多いです。もともとよい音源を使っているのもあるのですが、カルロスのベートーヴェンはあらためて聴くと、ものすごいインパクトがありますし、ミュンシュの幻想も想像以上にクリアに響きます。 うちのオーディオシステムは大したものではないのですが、それでも違いが判るというのはやはりちゃんとリマスターをかけているということなんでしょう。 あと普段聴かないショパンの有名曲ばかりですがあらためて聴くと、たしかに魅力的であります。 イムジチ合奏団が演奏するヴィヴァルディの四季は定番すぎてほとんど聴かないのですが、こうして聴くとヴィヴァルディの天才ぶりがわかるような曲なんですね(いまさら何言っているんだろう自分)。 今日聴いた第25号は グレゴリオ聖歌からバロックの始まりまで というテーマでバロックモンテヴェルディオルフェオの冒頭部分とアリアが1曲。 ペロタンやマショー、オケゲムを久しぶりに聴き、ジョスカンアヴェマリアに心洗われました。 最後のモンテヴェルディが少なすぎ。もう少し曲を入れてほしかった。 曲の解説も丁寧で、久石譲氏や堀江敏幸氏のエッセイも結構楽しめる。 コアなファンからはこんなもん、みんな持っているわ聴いているわ、という感じでしょうが、結構私は楽しんでます。 ただ隔週刊なので月に2,3回買うことになり、月に3、4000円はかかるということ。結構出費としては厳しいですね。よくここまで購読したものだと思います。 実は今日が昨日が第26号の発売日。ニューイヤーコンサートのおいしいとこどりなので、本屋へ行くのは年明けに行って購入してこようと思います。