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イトウの音と本の綴織

寒空に響くマルティヌー

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マルティヌー:ヴァイオリン協奏曲第2番/交響曲第1番(ガット/ベルギー国立管/ヴェラー)

MARTINU, B.: Violin Concerto No. 2 / Symphony No. 1 (Gatto, Belgium National Orchestra, Weller)

マルティヌーの音楽は日本ではほとんど聴かれない。

私は以前神奈川フィルの定期で交響曲第4番をトゥルノフスキーの指揮で聴いたきり。

作品は結構多い方だし、ジャズの影響もあったりして面白い曲が多いと思うのだが、集客が見込めないからか、演奏会でも聴かれない。

この交響曲第1番など、生演奏を聴くには、どこかの意欲的なアマオケでしか聴けないんじゃないかなあ。

20世紀の音楽にしては晦渋ではないが、まだ日本での評価が定まっていないから、かとも思うのですがどうでしょう。

しかし、この寒空で聴くマルティヌー、なかなかいいもんじゃない?

 

マルチヌー:交響曲全集

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