音を読む 本を聴く

イトウの音と本の綴織

クンデラ著「存在の耐えられない軽さ」読了。

 

存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)

存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)

 

 合間を縫ってここ5日間かけてようやく読み終えました。

恋愛が縦軸とすると、イデオロギーが横軸の社会派恋愛小説とでも言えましょうか。

プラハの春を背景に、、というのは読み始めてやっとわかった。本カバーのの最終に書かれていました。

読後の印象とすれば、まだまだ読み込みが足らないということかな。1年2年たってもう一度読んでみたい本ですね。

最近読んでいるビジネス書などは一度読めばもう結構というものが多いので、さすがに世界的に評価されているクンデラだけに、読みこなす読者が試されるような部分が多くあったように思います。