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ロザリン・テューレック バッハ:ゴルトベルク変奏曲

 

バッハ:ゴルトベルク変奏曲

バッハ:ゴルトベルク変奏曲

 

 

Bach: Goldberg Variations, Glenn Gould vs. Rosalyn Tureck (Compare 2 Versions)

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J.S.バッハゴルトベルク変奏曲

ロザリン・テューレック(ピアノ)

 

この曲を聴くときはほとんどがグールドの新盤を聴くのだが、

時にあまりの鮮やかさにあっという間に終わってしまう。

その鮮やかさがあまりに鮮烈なのがグールドの素晴らしいところだが、

もう少しじっくり聴いてみよう、という時もあり、

このテューレックのピアノの演奏を聴く。

すべての変奏を忠実に繰り返し演奏時間は90分を超える。

そもそもテューレックの演奏にグールドが影響を受けたのだから、(いわゆるインスパイアされて)

悪かろうはずがない。

グールドの新旧両盤にしてもある種の気負いを感じるが、

このテューレックの晩年の録音は自然体そのもの。まさにバッハを楽しんで弾いている様子が目に浮かぶような感じ。ある意味脱力系とも言えるかも。

これは本当に素晴らしい演奏なのだが、あまり注目されていないのが残念。