音を読む 本を聴く

イトウの音と本の綴織

またも寝込んでおりました。昨今の風潮について少し。

3日間、寝込んでました。

ちょっとした疲労でも寝不足につながるようで、昨日今日と接骨院で電気治療、マッサージなどしてもらいました。

薬はクリニックで充分にもらっているので、薬に頼らないもので診てもらったのですが、「背中と首がカチコチで眠るのもつらいでしょう」と接骨院の先生に言われました。

一旦ほぐれたら比較的ぐっすりと眠れたので、これはちゃんと通院しないと、と思いました。

 

さて、ということであまり音楽は聴けず。

音楽はヤプーズヤプーズ計画

 

ヤプーズ計画

ヤプーズ計画

 


YAPOOS - ヤプーズ 計画 (FULL ALBUM) - YouTube

 

ヴォーカルはもちろん戸川純です。昨今猟奇的な事件が多くて、このアルバムの楽曲が奇しくもそれらを連想されてしまうものばかりなので、表立っては聴くのをはばかるのではないか。

ある意味平和とはこういうヤプーズの音楽が自由に聴けるという空気が充満している時ではないかと。

 

今では失言暴言しては謝罪、何にしても非難を受け、それを恐れて自粛。

間違いだったと謝り、出直せばいいじゃん。しかし世間や周囲は個人攻撃して立ち直れないくらい打ちのめす。

今だとネットで批判メールや書き込みで炎上するケースが増えているが、すぐ感情的にならず、丁寧に真実を理解するという心のゆとりが必要なのではないか。

 

殺人鬼は死刑にすべきだ!ISIL(いわゆるイスラム国)には徹底的に抗議する!という発言がいい例だ。


名古屋モスク:脅迫・嫌がらせ 「後藤さん人質」で相次ぐ - 毎日新聞

日本人、この程度のレベルでしかISILを理解していない人も多いようだ。

かのテロ組織はイスラム教とは全く違うということぐらい勉強してから行動してもらいたい。それも嫌がらせという貧しい手口はやめよう。

 

そうする前に、なぜ殺人を犯すのか、ISILはなぜここまで成長してしまったのか、という根本的な問いかけをするべきだ。

中東の政治的経済的不安は欧米の利害(石油資源など)がからんだ複雑な問題だというのは歴史的に明らかで、今回も欧米はかなりずるい言い方をしているように思う。根本には中東の国々の貧困が根本にあり、その貧困を作ったのは欧米諸国の利害だということ。

ブログを通してこんな時事的な問題を書いてしまったが、日本人はもう少し歴史を勉強しないといけないと思う。私を含めて。

このブログはユルい感じで過ごそうと思っていたが、ここのところやたらに酷い状況なので自分なりに警鐘をならしたい。

 

というわけで、今読んでいる本

 

 

 

世界十五大哲学 (PHP文庫)

世界十五大哲学 (PHP文庫)

 

 私自身も学ぶことは絶対に必要と思うので、大人になった今だからこそもっとさまざまな側面から事象を見ることができるのでは、と思う。

あくまで冷静に。脊髄反射厳禁ということで。