世界文学にハマっていく。 今日の雑感
▶11月になりましたねえ、寒くなった。10月末でクールビズ終了。今日からネクタイ労働。でも暑がりだから今日は夏服。やはり寒いので明日から秋冬スーツにしよう。
▶冷えからか、寝違えたか、朝起きてから首痛が酷い。月初は我が部署はピーク。欠勤は許されない。って、今までどれだけ休んだか…。ともかく、温湿布を首に貼って出社。
▶月初でいきなり通院日。忙しい中を早退し、通院する。うつ持ちにはなかなかストレスフルな場面だ。おまけに診断書を書いてもらう必要があったので、通院しないわけにはいかない。
▶クリニック、薬局と廻ってこれだけで1時間以上かかった。帰宅のころには夜ですよ。
▶ジェイン・オースティン「高慢と偏見」通勤と昼休みに読む。こりゃいわゆるツンデレ小説なのかな。もう、どストライクとしか言いようがない展開に。
▶帰宅後、安部公房「砂の女」数ページ。さすがに疲労であまり読み進めなかったが、主人公の精神が徐々に崩壊していくような展開。なんせ、ここに出てくる女のつかみどころのなさは不気味を通り越してシュールである。
▶歴史も学びなおしてみたいが、それ以上に文学にハマってきている。今までは日本文学ばかりだったが、世界文学に目を向けさせてくれたのが、池澤夏樹個人編集「世界文学全集」だった。
▶この「世界文学全集」を読んだわけではないが、視野を広くしてくれたのは確かだ。日本文学ならある程度、文化観、世界観は共通認識として持てるが、世界文学となると、様々違い過ぎて脳みそ刺激がすさまじい。価値観の顛倒。
▶ハマるきっかけはクンデラの「存在の耐えられない軽さ」だった。これは再読したい本でもあるんだが、政治、社会、人生そのもの、いろいろな問いを突き付けられた本だった。
▶音楽はネヴィル・マリナー指揮ASMFでメンデルスゾーンのスコットランド、イタリア。情感も豊かだが、響きがタイトですっきりしている。
- 作者: ミランクンデラ,Milan Kundera,千野栄一
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メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」/第4番「イタリア」
- アーティスト: マリナー(サー・ネヴィル),メンデルスゾーン,アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
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