音を読む 本を聴く

イトウの音と本の綴織

今週中に「カラマーゾフの兄弟」読了を宣言しておく。

▶今日の仕事は午後から超忙しい日だった。午前中は、ああもうこの世から消えたいなあ、と切実に思っていたくらいに暇だったのに、午後からはそんなこと考える暇もないくらいの状態に。邪念を消すくらいは仕事はあったほうがいいのだな、と思う。ビバ仕事。

カラマーゾフの兄弟 第3部に入って、いよいよ問題の事件のところに差し掛かる。息もつかせない人物の描写にやはりロシアは恐ろしや。

▶まだ第4巻とエピローグが残っているカラマーゾフ、今週は水曜日が祝日だから今週末には読了してやると、宣言しておきます。こういうのはアファメーションが大切だもの。

 

カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟3 (光文社古典新訳文庫)

 

 

▶あまり世俗的な小説にかまけていると、気持ちのバランスが保てなくなるので、「正法眼蔵入門」を併読。

 

正法眼蔵入門 (角川ソフィア文庫)

正法眼蔵入門 (角川ソフィア文庫)

 

 「正法眼蔵」(しょうぼうげんぞう)は曹洞宗の開祖、道元の記した書物で全87巻の大作。仏教哲学ともいうべきもので、たしか岩波文庫にあったと思うが、長すぎて挫折確実と思ったので、角川ソフィア様の入門を読む。

▶まだ40ページほどしか読んでいないが、これは読むべきものだと直感した。感想はまたの機会に。