音を読む 本を聴く

イトウの音と本の綴織

【読書】 ポー「モルグ街の殺人」ほか

昨日は便秘による腹痛に苦しみました。幸い午前中で収まりましたが…

読書は割とはかどりました。

 エドガー・アラン・ポー 短編集2 ミステリ篇

モルグ街の殺人だけ読むつもりが、面白すぎて全部読んでしまった。

モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)

モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)

 

 

 樋口一葉 「たけくらべ」 (川上未映子現代語訳)

遊郭で子供から大人に成長する美登利の心の動きと美しく成長する様と、取り巻く少年たちのすれ違いが美しくも哀しい。きっと現代語訳でないと読まなかったであろう。川上さんに感謝。

 

エラスムス 「痴愚神礼賛」

 書かれた当時のことを考えると、僧侶や神学者,教会の堕落ぶりを思いっきり笑いものにしているので恨みや顰蹙はかなり買ったであろうと想像される。ストア派けちょんけちょん。近日中に盟友だったトマスモアのユートピアも読もう。

 

今月の読書冊数は今のところ41冊。再読を含め、1月中に50冊いけると嬉しい。まあ、冊数で競うものではないのだが。

 

昨日丸善でこれを購入。ついにこんな本も読む気になったのかと、自分を褒める。

 

国富論 国の豊かさの本質と原因についての研究(上)

国富論 国の豊かさの本質と原因についての研究(上)