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イトウの音と本の綴織

【日記】2018年7月12日夜 ネットでの匿名について独り言

▶︎Facebookでは「友達」関係の人にマンツーマンで語るように、noteでは自分の大切なことを必要な人に知らせたいという気持ちで、そしてブログではそれ以外の日常を書く。

▶︎とにかく発信者として加速している。もともと文章や物事を考えて作ったり、行動することは好きな性分なので、自分でホームページを作り出してから気づけば20年近くなる。

▶︎20年前の日本のインターネットの発信者はハンドルネーム(HN)という匿名が一般的だったが、昨今のSNSの傾向も手伝って、実名で発信している人が増えている。

▶︎Facebookでは私も開設当初から実名で活動していたが、このブログもTwitterも基本的に実名にして発信している。

▶︎これにはもちろん意図がある。私がいつまでも匿名の発言をしてもリアルな私には結びつかない。どんなに素晴らしい話であっても、その人の人となりや背景を知るには実際に会うところまで行かないと本当のその人を感じられない。

▶︎アメリカではAmazonレビューをはじめ、実名が基本だという。日本とでは単純比較できないが、匿名発言は無責任に逃げることができる(犯罪や嫌がらせ行為はもはやアカウントで突き止められるが)が、よほどの発言内容が優れていない限り、その言葉の信用性は高くならないだろう。

▶︎私は凡人なので、秘匿性を持たせても何にも意味がない。攻撃されても失うものがほとんどない。物理的な財産も持っていないので、奪われるものもない。

▶︎もちろん、実名であっても他人を貶めることはしないししたくない。むしろ他人を応援したい。そのために実名にしたようなものだ。応援している人間が匿名より実態のある人間だとわかっている方が応援される側も気持ちが良いのではないか。

▶︎実名だとリアルにものを言ってくる人がどれだけいるだろうか、会いたいと言ってくれる人がどれだけいるだろうか、と思ってたら意外にいないものなんですよ。ぜひメッセージください。リアルにお話ししたい。

▶︎ウェブがこれだけ発達してくると、匿名アカウントでこそこそやっているのも結構アホらしくなってくる。結局リアルに人同士が会うことがコミュニケーションだと思う。そこまで人を繋げる役割をネットに担わせれれるのだから、積極的に活用しようというのが私の意図である。音楽も人もライブで繋がる。繋がるきっかけは無限に作れる。それはスマホやネットがあれば誰でもできることだ。

▶︎たまにFacebookでさえも匿名でやっている人を見かけるが、事情がある場合はともかく、知っている人ならわかるようなビミョーな匿名で出ていると、なんとも勿体無いなと思う。実名でない意図を勘ぐってしまうので、かえってマイナス信用になってしまう可能性もある。社会的に地位のある人が匿名を使っているのを見ると、よほど過去に恨みを買ったことがあって、暴露が怖いのだろうか、とか考えてしまう。

▶︎まあ他人の批判するのは本意じゃない。私の姿勢としてはそんなところです。