音を読む 本を聴く

イトウの音と本の綴織

持っている貧しい生活よ、さようなら。

 最近やっと気づいたこと

部屋に本が散らかっていたり、埃がたまってくるとだんだんイライラしてくる。

そのくせ片付けも整理も苦手で、本やら何やら買いこんでくる。

まったくタチが悪い。

2週間前まで、DIYで棚を作って整理してみようと考えていた。

しかし、突然思った。

こりゃ、むりじゃね?

無理だ。有限の空間に無限のものを入れることはできない。

そして当たり前なことに気づいた。

 ものを減らすしかない

ものを減らせばなくなる。ものがなくなれば余裕ができてイライラしない。

ものを増やすから散らかりイライラするのであって、収納場所に困るのである。

ものがなければそんな問題はなくなる。

当たり前な結論だ。

しかし、ものは増える。本を買って読んでいれば増えるに決まっている。

というわけで本を読んでみた。

手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法)

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ

ええ~ミニマリストかよー。あの何にもない部屋でたたずむ意識高い系の若者たち。

しかし、どうなんだ。

ものが多すぎて困っているのがこの私だ。

ものを捨てることは手段だ。

ものを少なくする。無駄なものを減らし、本質だけを残す。これが自分のしたいことだ。

私は10数年後の退職金はない。本当にゼロ円。年金ですら定期便の予想からすると8万円もいかない。今でも貯金もありますって言えない。ゼロ円。本当に絶望的にない。

まあ、世間の常識から行くと生きるのは無理っすね。動けなくなったら首をくくれっていう感じ。

大学の同期なんて恐らく、現在は年収800万円から1千万円で、退職金も推定2千万円くらいだろう。おまけに年金もある。

こうして比較して考え続けると、私は圧倒的に負け犬である。この枠組み(常識)では幸せになれっこない。そして幸せのマウント獲り無間地獄に生きる羽目になる。アラブの石油王にでもならない限り無理だ。そして私は石油王になりたくない。

ならば、生き方を転換させねばならない。カネはなくては生きられないが、カネへの依存度を徹底的に低くすればいい。

 ミニマリストとは

ミニマリストとはものを持たずにシンプルに生きる人だ。

そしてミニマムに生きることで豊かさを得ている人だ。

今まで私はカネがないのにものばかり持ち欲しがっていたと思う。

このままでは部屋も脳みそもパンパンになってしまい、何が大切で何が無駄なものかが次第にわからなくなってしまうだろう。この状況は確実に来る。

しかしそうは言っても本やCDなど捨てたくないものばかりである。もちろん何でもやみくもに捨てればいいというものでもない。

 ミニマムに生きる

しかし、このままではおそらくものに埋もれて死んでしまうだろう。死後に整理するのを他人に任せてどうする。この本やCDの山を?いっそ自分で決めてしまえ。そして残りの人生を豊かに生きようではないか。

さて、決めてみて早速本棚を1つ空にしようとした。段ボール七つでやっと収まる。これで売却するもの、貸倉庫に送るものを選定せねばならない。メルカリで出品するもの、寄付することもしたいが、あまりに多すぎて大変だ。

おっとCDもある。いくらサブスクリプションがあると言っても、そこまで簡単に割り切れない。

やってみるとものを捨てるという行為は恐ろしく大変だ。

しかし、どうなんだオレ。もういいではないか。人と同じように生きることなど辞めて自分らしく生きればいいではないか。オレには知恵も感情も感動もある。おまけに家族もいる。その自分があれば何もなくても生きていけるだろう。

シンプルに生きることこそ私がすべきことだと思う。カネなどないのだからカネなど気にしない生活をせねばならない。

普通のカネのある人と歩調など合わせなくていい。だとすれば積極的に持たない生活を送るほうがいい。

もう世間の常識を気にすることはない。気にしたら不幸になるのならば、気にせず笑いながら生きていこう。

カネ?そんなものまだ持ってんの?という世界は恐らく来る。そして人間の共感を基に生きる未来を見るのだ。

常識よ、さようなら。持つ生活よ、さようなら。