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イトウの音と本の綴織

コリン・デイヴィスのハイドン ロンドンセット

IMG_20141223_055854.jpg 先日サー・コリン・デイヴィス指揮ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団ハイドン交響曲、ロンドンセットCDをブックオフで購入しました。 2枚組280円×2という格安だったので、すぐ購入しました。安い分盤質はそれなりでしたが…。 演奏は全部聴きましたが、世評に違わぬ名演ばかり。 まず、オーケストラの音の素晴らしさ。 おそらく、今のコンセルトヘボウの音とは違うのでしょうが、木目の響きというか、いい意味で洗練されていないんです。 コリン氏の音楽はきわめて誠実、ハイドンの古典的な形式を踏み外すことなく、端正な音楽に仕上げていると思います。 私が気に入った演奏をまず挙げるなら第104番「ロンドン」でしょうか。まさにハイドンの傑作、この曲になるとベートーヴェンの同時代になってきますが、きっとベートーヴェンの耳が聴こえたなら、きっと感動したに違いありません。彼はこの曲を聴いたのかな?調べていませんが。 ともかく、このディスクは名演ですね。ブックオフでもまだまだ掘り出し物はありますね。
ハイドン:「ロンドン交響曲」1

ハイドン:「ロンドン交響曲」1

ハイドン:「ロンドン交響曲」2

ハイドン:「ロンドン交響曲」2