
先日サー・
コリン・デイヴィス指揮ロイヤル
コンセルトヘボウ管弦楽団の
ハイドンの
交響曲、ロンドンセットCDを
ブックオフで購入しました。
2枚組280円×2という格安だったので、すぐ購入しました。安い分盤質はそれなりでしたが…。
演奏は全部聴きましたが、世評に違わぬ名演ばかり。
まず、オーケストラの
音の素晴らしさ。
おそらく、今のコンセルトヘボウの音とは違うのでしょうが、木目の響きというか、いい意味で洗練されていないんです。
コリン氏の音楽はきわめて誠実、
ハイドンの古典的な形式を踏み外すことなく、端正な音楽に仕上げていると思います。
私が気に入った演奏をまず挙げるなら第104番「ロンドン」でしょうか。まさに
ハイドンの傑作、この曲になると
ベートーヴェンの同時代になってきますが、きっと
ベートーヴェンの耳が聴こえたなら、きっと感動したに違いありません。彼はこの曲を聴いたのかな?調べていませんが。
ともかく、このディスクは名演ですね。
ブックオフでもまだまだ掘り出し物はありますね。