7日間で突然頭がよくなる本 第3日目
このシリーズ3日目の論理パーターン10種類、読みきりましたが、
ちょっと理解できないところがあります。
頭がよくなるための論理パターンベストテン
①カテゴリー:種類ごとに階層的グループに分ける
- これは問題なく理解できた
②主観と客観:主体と客体で区分する
主観と主体の違いは、認識と実践の違いです。つまり、自分が何かを認識しているとき、これを主観というのです。そしてその認識に基づいて行動をしているとき、その行動している自分を主体というわけです。
客観と客体も基本的にはこれに対応しています。
- ここを熟読して主観と主体とちがいがやっとわかった。さらに例が挙げられる
私が子犬を認識したとしましょう。この場合、子犬を認識している私が主体で、子犬を認識しているという事実が主観です。
そして認識された子犬が客体で、私に認識されているという事実が客観なのです。
- ふう、やっとおぼろげながらわかってきた。
したがって、物事の本質をつかむということは、その対象となる問題をいかに客体として設定するかにかかってきます。
客体が主体の成立根拠である以上、自分の手に負えるものとして世界を切り取れるかどうかが勝負といえます。
- 主体とは客体によってはじめて規定されるわけだから、自分の周囲の世界をどう意味をつけていくかで世界観が決まっていくわけですね。
③時間と空間:時間軸と空間軸に位置付ける
時間にしても空間にしても哲学者によって主張する内容が異なるわけですが、まとめると、やはり物事を把握するためのモノサシだということができる
④イデア:物事の正体を見抜く
頭がよい人は物事の裏にある正体を見抜くのが得意です。(中略) 何か裏があるとみるのです。
心で見るためには、つまり頭で考えるためには、情報源を増やすことが必要です
⑤運動として捉える:動いている途中として見る
- 何事も動いているということとして捉えるということは物理学や数学につながるものがあると思う。
⑥弁証法:マイナス要素をプラスに転じる
⑦差異として捉える(否定弁証法):差異を重視する
- 同じ合唱団でも、違った考え方をする人が多い(差異)。
- それらを一つの価値観に押し込めることはしない。
- しかし、同じ合唱団にいるということはどういう形でも一つの価値観を持った集団と見做してしまう。
- むしろ出発点としては非同一なもの、いろいろな考えをもった合唱団というところから始めればいい。
同一性思考はある物がどの集団に属するかを重視するかに対して、非同一性思考はそのものの個性を重視する点にあると言えます。あくまでその物に着目するのです。
頭がよい人は対象を考察する際に予め決め付けを行うことはしません。
⑧構造主義:構造の中でとらえる
- 頭がよい人は、物語を全体の中でとらえることができます。その物事全体を構造と呼び、いかにして構造を見抜けるかが本質をつかむうえで重要になってくる。
⑨因果関係:原因と結果の関係としてみる
原因のない結果はありません
⑩人間にとっての意味:人間の存在を前提に考える
- 人間が哲学する以上、物事の本質といえどもそれは人間の本質となる。
以上、第3日目終了。結構頭使いました。