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イトウの音と本の綴織

ブッフビンダーのシューベルト 即興曲集

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シューベルトの深い溝に落ち込んだ中で咲く小さな草花みたいな音楽。

 

シューベルト即興曲集D.899&D.935

ピアノ ルドルフ・ブッフビンダー

 

今朝がた、まだ寝ぼけていたのか、朝飲む薬と間違えて寝る前に飲む薬を飲んでしまった。

おかげで、昼間が眠くて昼寝を少々。

ボチボチ起きだしてブログと音楽。

まだ自転車に乗る気持ちが出ない。寒すぎるよ、山へ走りに行きたいが、山は凍っているところが多いという話だし。

娘の高校受験勉強も佳境に入ってきた。模試や中学校の成績からすると志望校への合格可能性はかなり高いが、本人は油断していないようで、過去問を中心に解いている様子。

今日は久々にブッフビンダーのシューベルト

これを聴くと、シューベルトってかなりの割合で引きこもっていたような気さえもする。

シューベルティアーデという会も行われていたようだが、それでも、このような曲を聴くとやはりシューベルト、孤独感をいつも内に秘めていたのでは。。。と思う。

「孤独」、、いまでは孤独死、貧困孤独、ネガティヴな言葉に分類されるが、どんな人も生まれた時も死ぬ時も孤独なのだから、孤独であるということについて、引け目に感じることもないと思う。

こうしてシューベルトを聴く私とて孤独以外の何者でもないのだから。