春を感じさせるほのかに温かいブラームス。
ブラームス交響曲全集の一気聴き
これまた久々のギュンター・ヴァント指揮の北ドイツ放送交響楽団(1982-85録音)
の演奏で。
これはヴァントが残したブラームスの交響曲全集の旧録音です。新録音の方も聴いていましたが、旧録音の方がやや暖色がかっていて、覇気があるので好きなんです。
それに、全曲4曲が2枚のCDにおさまっているというのもなんか聴きやすいのですよ。
ブラームスの交響曲全集でよく聴くのは?
私が全集としてよく聴いているのは、カラヤンの70年代の録音、アバド、スクロヴァチェフスキ、ケルテス、そしてこのヴァント。
本当はジュリーニとかバーンスタイン(ウィーンフィルの方)が手元にあると嬉しいんだけれど、、、。
やはりどうしてもブラームスだとドイツやオーストリアのオケを選んでしまうんですよね。
まだ聴いていないのはクーベリックがバイエルン放送響のもの。Orfeoレーベルのやつ。これ絶対良さそう。
ブラームス交響曲全集 (Die Vier Sinfonien)
- アーティスト: ブラームス,ラファエル・クーベリック,バイエルン放響
- 出版社/メーカー: ORFEO
- 発売日: 1989/04/05
- メディア: CD
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各曲の私のベストチョイスは
基本的にフルトヴェングラーを聴く派ではないけれど、この演奏はスゴイ。テンポは比較的中庸なのにライヴの燃え上がり方は尋常でない。モノラル録音。
第2番 ワルター指揮ニューヨークフィルハーモニック
- アーティスト: ブラームス,ワルター(ブルーノ),ニューヨーク・フィルハーモニック
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1991/12/01
- メディア: CD
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ワルターのコロンビア響ではなく、これもスゴイ演奏。第4楽章のとてつもない盛り上がり!ワルターが温厚な指揮者だと思っていると損する!モノラル録音。
- アーティスト: バーンスタイン(レナード),ブラームス,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2000/10/25
- メディア: CD
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バーンスタインのブラームスは中学高校とさんざんラジオで聴いていて、レコード、CD持っている気になっているが、実は持っていない。ラジオで聴いたバーンスタインのブラームスの中では一番好きだった演奏。ステレオ録音。
第4番 カルロス・クライバー指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
- アーティスト: クライバー(カルロス),ブラームス,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2002/09/25
- メディア: CD
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ジャケット写真は不機嫌そうだ(笑)。
ウィーンフィルがちょっと響きが硬めなのは録音のせいか?いや、指揮者がその響きを求めたのだと思う。
カルロスのシャープで一直線なブラームス。私は大好きだ。ステレオ録音。
各曲のマイベストの中で、今でも持っているのはカルロスしかない。
ただ今脳内再生してマイベストを出してみました。
しかし、フルトヴェングラーやワルターが脳内で再生された時は驚いた。