音を読む 本を聴く

イトウの音と本の綴織

ぼちぼち、ファウストを読み始めています。

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今日は通院日でした。

体調はまだ万全ではないですが、もう少し様子見ということで2週間薬をもらってきました。

さて、午後からは読書と音楽タイム。

ついにゲーテファウストを本格的に読みます。

ゲーテファウストと言えば、様々な作曲家に影響を与えていますよね。

有名どころだけでも、

グノー、リスト、ベルリオーズシューマンマーラー、ボーイト、と枚挙にいとまがないです。

シューベルトなどはファウストではないですがゲーテの詩で歌曲を多く書いていますし、18、19世紀のヨーロッパの作曲家でゲーテに影響を受けていない人はほとんどいないのではないでしょうか。

おそらく、この時代の(作曲家を含めた)教養人にはゲーテを読むということは当然のことなのでしょう。

それなのに、なぜか私はファウストを読んでこなかった。

日本人が古事記を読むことが必須というならば

クラシック音楽を愛好する者はゲーテを読む必要はあると思います。

とまあ、そう思ったんですが、ゲーテの比較的短い作品(ヘルマンとドロテーア、若きウェルテルの悩み)は読んできたのですが、ファウストだけはかなり怖気づいて手を出さなかったのです。

だから、今ファウストを読むというのは何を今さら、、、という感じもあるのですが、ただゲーテを読まずして、マーラーの第8交響曲は語れないでしょう。(いわゆる千人の交響曲。第2部がファウストをテキストにしている)

というわけで読んでいます。面白いです。

画像のほかの作品は最近入手した本の一部。

それにしても本はコスパの高いメディアだと思うが、文庫本で1000円するものが平気であるので文庫本は安い、という自分の感覚はずれているんだなあと思う。

 

 

ファウスト〈1〉 (新潮文庫)

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ファウスト〈2〉 (新潮文庫)

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