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イトウの音と本の綴織

小径自転車Carry me キャリーミーの素晴らしさを考える。

昨日もポタリングの友として一緒に走ったキャリーミー。

周囲から、

 

そんな小さなタイヤで走るの?

進まないんじゃない?

オモチャみたい

カワイイ

折りたたみの仕方が面白い

 といった声を聞きます。通りすがりの人まで聞いてきますから、この自転車のインパクトはいかほどのものか、想像に余りあります。

 

キャリーミーに乗り初めて1年弱。短所・長所を挙げてみましょう。

短所

慣れていないとハンドルのフラつきが気になるので怖い。

これは初めて乗ると誰でも感じるもの。あまりに小径すぎてバランスとるのが難しいと感じる。しかし、逆にバランス感覚がつくのか、知らないうちに気をつけて乗るようになる。

路面の荒れが車体を揺らすのでガタつきが猛烈。

私はノーパンクのソリッドタイヤなので、これは仕方がない。私はパッドつきパンツとサドルにはジェルの入ったものを使用しています。

まだチューブのタイヤの方が若干マイルドになる。でも空気入れとパンクのめんどくささから私は解放されたので良かったと思っている。

坂を登るのも降りるのも注意。

これまた車体が軽いかつハンドルがクイックなので下り坂はともすると頭から突っ込むことになる。登りはそこそこはいけるけれど変速ができないシングルギアなのできついところは降りて押していくことになる。

 

長所

何と言っても見た目がカワイイ。

個人的な趣味にもよるが、何か子犬のような可愛さがある。ちょっとくらい不便でもこっちがフォローしてやればいいか、というもの。

輪行には最高の自転車。

走行生がちゃんとしていて、かついつでもどこでも折り畳めて、自由に移動できる自転車はこれ以上のものはない。慣れたら1分で折りたたんで輪行袋に入れられる。

この自由さは乗った人じゃないとわからないだろうな〜。

見た目よりよく走る。

これは乗った人が誰もが感じることだが、10キロ20キロくらいは普通に走れてしまう。もちろん、慣れ不慣れ、脚力に応じてだけれど。

使う人によって無限の可能性を感じる。

とどめはこれですね。ポタリングの楽しさと言ったらいろいろ。

路地裏の何気ないところを探索したり

河川敷をなんとなく走って、ふらっと見かけた喫茶店でお茶して、暗くなったから輪行して帰ったり

旅行に持って行って散策

 

などなんでも使えるのがこの自転車。ユーザーによっていろいろな楽しみ方がある。

 

近所を探検する必須ツール

私はキャリーミーをこのように考えています。

近所とは曖昧ですが、自動車や歩きでは気づかなかった体験、スポット、発見を感じられる場所。

それにはこんな自転車は私にとってなくてはならないものになりました。今まで生きていた中でのベストバイ、と言えるかもしれません。

 

とはいえ、50キロ越えの長距離にはちときついのも確か。だからもう一台はbirdiyかIVEなんだよな〜(ボソ)

 

 

CarryME | Pacific Cycles Japan