音を読む 本を聴く

イトウの音と本の綴織

通院してもつらい日々 今日の雑記

▶体のだるさが抜けず、今日も欠勤。とにかく寝て午後から通院。

▶ドクターの説教が酷い。ここ数か月私の金遣いが荒いのが止まらないので(恐らく薬か病状のせいだと思い)、2か月前くらいから相談していたのだが、あまり聞く耳を持ってくれなかった。こちらもまずいと思い1か月前にカミさんを連れて訴えに行ったらやっと聞いてくれた。

▶聞いてくれたのはいいが、逆に私の方が責められる羽目になり、それからというもの人に非ずのようなことを言われ続けている。離婚されても当然だ、とか。

▶躁鬱の躁状態だと自覚しているのだが、それを責められると立つ瀬がない。

▶帰宅したカミさんに話したら、逆に慰められた。

▶ともかく、医者といっても家庭内のことを知ってものを言っているわけではないので、薬と診断書をちゃんともらえればいいところだと割り切ることにした。

 

▶今日の読書。ポー短編集1 ゴシック編「黒猫・アッシャー家の崩壊」の最初の一部。

 

黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)

黒猫・アッシャー家の崩壊―ポー短編集〈1〉ゴシック編 (新潮文庫)

 

 「黒猫」と「赤き死の仮面」を読む。「黒猫」の結末が強烈すぎ。体調がよくないときには読むものではない。短篇だったからまだよかったものだが。

 

▶あと、佐々木隆治「カール・マルクスを少し。

 

 若きマルクスは詩作や小説を書くのに夢中だったという。

マルクス資本論共産主義=危険分子という誤解された構図は今もって残っているが、(私の父親世代で赤狩りとも言われた)そもそもマルクスの人生、資本論に至る過程を知っている人がどれだけいるのだろうか。この本はそれに応える格好の書だと思う。