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イトウの音と本の綴織

【読書】 スタンダール「赤と黒(下)」

スタンダール「赤と黒(下)」

 舞台はパリへ。あまりに長い(600頁)のでチマチマ読んでいたら最初の部分を忘れてしまうので、一気読み。

一気読みするのはやはり、、、結構無理があったが、この作品を読み切るには1回限りじゃだめだ。数回読んでいかないと、細かい心理描写まで読み込めない。

有名な割に意外と読み込むには回数が必要という感想。でも、こんどはいつ読むかな。

ジュリヤン一人にあれやこれややらせ過ぎて、後半の周囲の人々の感情の起伏が激しすぎるような気もした。上巻第1部に比べて、相当起伏が激しいので覚悟しないと。

しかしジュリヤンの最期はすこし救われた。

 

赤と黒(下)(新潮文庫)

赤と黒(下)(新潮文庫)