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イトウの音と本の綴織

【日記】2018年9月23日 朝

▶︎漢方治療に取り組み始めて1年2ヶ月ほど経つ。健康保険は効かない民間治療の領域に入ってしまうので、誰もに進めることはできないが、これは西洋医学の薬剤投与とは根本的には違う。個人差もあるが、一般的な漢方のイメージと体感とでは随分異なる結果が出ている。

▶︎漢方はマイルドではなく、激しく効果や変化が出る。

▶︎漢方処方は同じ処方は2度とされない。その患者のその時の状態を見て処方される。西洋医学の「いつもの薬を処方しておきます」はありえない。

▶︎漢方は部分治療ではなく統合治療である。医学的発想は東洋医学である。

▶︎民間治療はとかく怪しげな業者がはびこるので注意は必要だが、一般的な西洋医学の医師でもかなりいい加減な診察が横行している事実も看過してはならないと思う。健康保険の負担割合によって患者は全額負担していないからシビアに見ていないかも知れない。よくよく考えて診察、薬剤処方の全額を計算すると、かなりのぼったくりだと感じることも多い。

▶︎漢方治療礼賛ではない。私のように20年治療に取り組んできたのに治癒の方向に向かわなかったのは西洋医学の敗北と私は判断している。このままでは自分の病状はなんら変わらない。