読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

いまここからはじめよう。

音楽、読書は古典中心にをと心がけ。自転車はキャリーミー、タイレル・イブ。雑談系ブログです。

ギュンター・ヴァント ブラームス 交響曲第2番

ブラームス 音楽 雑談

f:id:jsbgm1860:20160926205049j:image

ブラームス

交響曲第2番 ニ長調 作品73

 

ギュンター・ヴァント指揮

北ドイツ放送交響楽団

(1983年録音)

 

こうやって気まぐれに聴いている音楽のレビューをする。

 

ギュンター・ヴァント(1912-2002)亡き今ではドイツの巨匠中の巨匠に数えられている指揮者だが、御多分にもれず、高齢になってやっと世界に名が出た感があった。

 

芸風は壮年期のケルン放送交響楽団とのシューベルトブルックナーはかなり鋭角的でモダンなスタイルだったと思う。

その後この北ドイツ放送交響楽団のポストを得てから、かなり評価も高まって録音もまとまって出て来たと思う。

 

世の中で巨匠のイメージはどちらかと言うと古色蒼然というか、体制に寄っかかっているようなものがあるような気がするのだが、本当の巨匠は新しいものを創り出して来た人。

 

クラシック音楽の指揮者の世界も同じ。

巨匠カラヤンだってCDを開発するのに非常に熱心だったし、巨匠バーンスタインはウェストサイドストーリーで名を成しながらもクラシック音楽、特にマーラーの音楽の素晴らしさを誰よりも熱く伝えていた。

 

しかし、ヴァントにはそんなセンセーショナルなことはなく、かなり地道に歌劇場の下振りから始めて来た人。

そして音楽は加齢とともにどんどん研ぎ澄まされていったように思う。

 

このブラームスの録音は彼のキレのいい音楽が聴ける。

確かこのブラームス交響曲全集の録音の後、同じオケで再録音していたが、諸般の事情によりその音源は手元にはない。

 

これはヴァントの音楽に感じる共通のものだが、ロマン派の音楽だからといって、甘ったるく演奏させない。懐古主義的でもない。

往年の指揮者クレンペラーと方向が似ていなくもない。クールで醒めた目で音楽を見ているような。

悪く言うと人間味に乏しい表現をする指揮者。だからメジャーなスター街道は目指さなかったのかも。

しかし、別の言い方をすれば楽譜に忠実な表現をする指揮者。そして鬼のように音にこだわる。

このブラームス交響曲第2番はどちらかと言うと明るくて牧歌的な表現、演奏が支持されることが多いような気がするが、ヴァントは徹底して音の硬質な響き、クリアさにこだわっているように感じる。

得てしてブラームスは重厚にそして熱くというイメージから聴くと、あまりにもアッサリ終わってしまうので、???と思う人もいるかもしれない。

でも、これ聴くとヤメラレナイ。

フォルテになっても混濁しない、ピアニッシモのピリピリとした緊張感、聴けば聴くほどモダンな解釈に気づく、などなど、さすが巨匠ではないか!とあらためて思うことしきり。

 

話はそれるが、以前最晩年に来日した公演の録音も聴いていた。

確かシューベルトブルックナー

さすがに動的な表現はかなり後退していたと思うが、それ以上に音楽の透明度の凄さは、

録音からしかわからないが、チェリビダッケに通じるものがあるような気がする。

 

ところで、ブラームス全集、なぜ再録音の方は手放したか?

それはこの旧録音の方がテンポと響きのバランスが好きだから。それに現代的で若々しいし。それでいて全然熱くないところが凄いし。

 

ヴァントの音楽は今まで書いたことがなかったので、感じるままに書いてみました。

 

 

Apple Musicを聴くためにヘッドホン購入。

オーディオ ガジェット 音楽

Apple Musicを聴くのにオーディオ装置に繋いで楽しんでいます。

が、早朝や夜中に聴く時はさすがにスピーカーで聴くには憚られるので、安くていい音のヘッドホンはないか、Googleさんに検索してもらいました。

そしたらこれを見つけました。

 

 

2000円ほどで評価も高い。テレビは見ないので知らなかったのですが、マツコデラックスの番組で日本一売れているヘッドホンとして紹介されていたそうです。

まあ、それはともかく このくらいのヘッドホンなんて妥協の産物だろう、試聴して及第点なら買おうかなと思って家電店へ。

 

iPad miniApple Musicの音源を入れて試聴しました。

これならいいかなと思い、購入。

f:id:jsbgm1860:20160925125615j:image

オーディオテクニカ ATH-S100 ブルー

広告の品で1680円+税とまた激安価格で購入してしまいました。

実は以前オーディオテクニカのヘッドホンを持っていて、確か39800円で買った高級ヘッドホンだったのですが、聴いているうちに慣れたのか劣化したのかわかりませんが、ちっともいい音に聴こえなくなって、売却してしまいました。

 

ではこの1680円のヘッドホンの音質はどうなのか?

 

これが、至ってノーマルでバランスのいい感じで、初めてヘッドホン買うという人はこれ買えば間違いないと言えますね。

あえて言えば、低音がやや強めに出てくるので、低音にこだわりのある人は慎重に試聴した方が良いというくらいでしょうか。

クラシックも不思議と自然に聴けるし、ジャズのドラムのパンチもなかなか聴かせてくれるし。

 

もちろん、もっと価格の高い製品はたくさんありますから、もっと高音質のものはあると思います。

要はどこで満足できるか、出せる金額はいくらなのか、ということが人によって違うので、試聴してみるしかないかと。

 

私は以前持っていた39800円の高級ヘッドホンと比べてもこの1680円のヘッドホンはひどい音とは思いません。

むしろ、こんな価格でまともに音楽が聴けるヘッドホンがあること自体、感心してしまいます。

この製品はどこの家電店でも売っていると思うので気になったら自分のスマホタブレットで試聴してみたらいかがでしょう。

プアオーディオマニア(笑)推薦です。

ジンマン&チューリヒトーンハレのマーラー第6番

マーラー 音楽

f:id:jsbgm1860:20160924135704j:image

マーラー

交響曲第6番(悲劇的)

デイヴィッド・ジンマン指揮

チューリヒトーンハレ管弦楽団

 

久々にCDレビューです。

ジャケットはジンマン&チューリヒトーンハレBoxのものより。

初出のSACDハイブリッドのものを持ってましたが、Boxで出たので単品買したのは売却していまはこちらのBoxで聴いています。

 

20代の頃はこの曲、サッパリ心に響いてこなかったのですが、暗黒の炎が燃え盛るようなテンシュテットのCD録音で開眼、それからこの曲がしばらくはマーラー交響曲の中では大好きな曲になってしまいました。

 

ジンマンの演奏はテンシュテットとは真逆。徹底的にマーラーの音楽を緻密に丁寧に描いていく感じ。

第4楽章の二度のハンマーでさえも美しく打ち鳴らされます。

とにかく美音。チューリヒトーンハレのオケとホールを存分に活かしたマーラー

個人的にはテンシュテットのような情念が燃え広がるような演奏に肯首しますが、ジンマンの演奏を聴くと、なるほど純音楽的に聴くならこれもありかと思います。

ジンマン&チューリヒトーンハレの録音はベートーヴェンから始まり、シューベルトシューマンブラームスマーラーリヒャルト・シュトラウスとドイツロマン派はほぼ網羅まで行なってますが、昨年ハルサイも発売してた記憶もあるのでどこまでできるのやら。

個人的にはハイドン交響曲の演奏を聴きたかったコンビではあります。

 

Great Symphonies.The Zurich Years 1995-2014

Great Symphonies.The Zurich Years 1995-2014

 

 

 

天気痛にロキソニン。

障碍について 雑談 ゲーテ

先週今週と体調があきまへん。

台風の影響だろうけれど、肩から首筋、頭にかけて張っていてもう寝るしかない状況。

起きて少し動いて、寝込んで、その繰り返し。

状態は午前中が悪く、夕方になると改善するの繰り返し。

天気痛、うつの典型的なパターンです。

毎年台風が来るこの時期は寝込んでいるので毎年のことながら、辛いものがあります。

 

今日は毎日飲む薬では耐えられず、残っていたロキソニンを飲んでみました。

もちろん痛み止めですから、体の張りは有るのですが、頭痛がなくなりました。これだけでも全然気分が違います。

 

というわけで、今日も過ぎて行きますが、明日も雨ということで、体調が良くなるかどうか?

明日は明日の風が吹く、ですな。

明日のことは明日考えましょう。

f:id:jsbgm1860:20160922154718j:image

体調良くないのにこんな大作をAmazonで注文。ま、アホなテレビ観ていることを考えれば読めば数万倍有意義でしょう。

お手軽なUSB-DACを見つけた。

オーディオ ガジェット 雑談 音楽 物欲

こ連休中、でも台風だし体調イマイチなのでうちにこもって、アレコレいじっています。

Apple Musicのほか、iTunesの音源やナクソスミュージックライブラリーをそれなりの音質で聴こうとすると、PCとアンプに繋ぐUSB-DACが必要になります。

メーカー品だと何万円もしてしまうので、そこはAmazonさんで探しました。 

 

探せばありますね。3000円ほどでコアキシャル接続も出来るコンパクトなUSB-DAC

私のマランツのプリメインアンプはコアキシャル入力端子があるので、RCA端子からよりは音質劣化はないかも、と思って購入しました。

 もちろん、RCA端子の出力もついてますよ。

 

ハイレゾ対応とはうたってないものの、音質はソコソコ良い。

Apple Musicやナクソスミュージックライブラリーを聴く分には音質がちょっとなあ、と言うことはないと思います。

 

しかし、このAmazonからのUSB-DACは説明書も何にもない。緩衝材にグルグル巻きにされて小さな箱に入ってました。

どこか中華アンプに似た雰囲気がありますな。

f:id:jsbgm1860:20160919163345j:image

こんな感じで繋げました。電源はUSB経由で。

これでYouTubeも高音質で聴けます。

 

Apple Music導入。

オーディオ ガジェット 音楽

3ヶ月のお試し期間を経てApple Musicに加入してみました。

 

良いところは

 

新譜が聴ける。

ジャンルの幅が広い。

意外と音質が良い。

ファミリー共有で月々1480円は安いかなー。

 

イマイチなところは

 

CDに比べるとやや劣る音質。

検索するのに少し工夫がいる。海外アーティストはカナではなく、アルファベットで、とか。

For Youって正直どうなん?

iOS10になってからまた使い勝手が変わったのでこれからどうなるか。

 

にしても、昔の曲が聴けるのも良いですね。松田聖子村下孝蔵、などもありました。

ちあきなおみがないのが個人的に残念。

ハイドンhaydnで検索すると弦楽四重奏曲全集や交響曲全集が出てきます。ジャズも新旧あるし、大森靖子も聴けてしまう。

 

これでハイレゾ対応になったら大変嬉しいけれど、CD会社が消えるかもね。

 

なお私の聴取環境はiPad miniにLINE接続でオーディオに繋げて聴いています。f:id:jsbgm1860:20160918163202j:image

 

オンキヨー スピーカーD-112EXT ファーストインプレッション

オーディオ ガジェット 物欲 音楽

最近オーディオネタが続いています。プアオーディオ一直線ですが(笑)。

で、自作のスピーカーばかりでなく、既製品のまともな音の出る比較的安価なものを、と探していました。

2〜3万円くらいの小型のモニター的に使える中高音がちゃんと出るもの。

ダリのセンソール1、タンノイのマーキュリー7.1、そしてオンキヨーのD-112EXTこのあたりで迷いました。

試聴してみてどれも魅力はありましたが、中高音が美しかったのはオンキヨーでした。

そして、

f:id:jsbgm1860:20160916163317j:image

来ました!

f:id:jsbgm1860:20160916163357j:image

早速設置。

オーディオテクニカ製のインシュレーターをかませて試聴です。ケーブルはとりあえず付属品のもので聴いてみます。

ただ、全てインシュレーターをかませているものの、サイドテーブル上に乗せているといる条件的にはまだ改良の余地はあります。

プリメインアンプ マランツ PM6006

CDプレーヤー マランツ CD5005

f:id:jsbgm1860:20160916163635j:image

まず、ビル・エヴァンスのワルツフォーデビイ。

エージングなしでも、結構いける。スネアのリアルさやピアノの定位もいい。会場の雰囲気もわりとよく表現できている。ベースのラインがなかなか明瞭でここまで表現されているなら低音も文句ない。

ケルテス指揮ウィーンフィルの新世界交響曲

ウィーンフィルの柔らかな響きと若々しいケルテスの表現が見事に再現される。金管の咆哮がハンパない。

スケール感もこれだけ表現できていれば文句なし。

クインシー・ジョーンズのビッグバンド・ボサノバ。この金管のノリが良くてこれ聴くとビッグバンドが大好きになること請け合い。

ガーディナー指揮のフォーレのレクイエム。これはコーラスの高音、ホールエコーの豊かさが美しい。

 

うーん、正直すでにこれで結構いい感じなんですけどね。全体の印象としては大人しさではなく、元気な音が出る感じ。温かみしっとりさは少し足らないかもしれない。

ジャンルは音の好みさえ合えばどれでもイケると思う。

私は8割クラシック聴くけど、このスピーカーの音はかなり好き。

でもジャズ系の音楽の方がもっとこのスピーカーに向いているという気もする。

私が自作してきて不満だった中高音の伸びの良さはこのスピーカーを導入した事でほぼ解決する見通しが立った。

ネットでかなり言われていた、低音の不足感については私の感覚では全く気にならなかった。

というか、みんなどれだけ重低音好きなんだろうか?と思ってしまった。

低音が出ていてもダブついた感じがイヤで、出るんならこのD-112EXTのような引き締まった音が好き。

と、ここまで絶賛してきたが、自作のバックロードホーンD-102MK2改を比較して聴いてみた。

f:id:jsbgm1860:20160916170606j:image

音にスピード感を感じる。空気感が一段と良くなる。スケールも大きくなる。低音も豊かになる。やはりバックロードホーンの良さはある。

しかし、やや高音がボヤける、弦楽器がイマイチ美しくない、フルオケの斉奏が少し粗くなる、といった欠点があり、やはり10センチフルレンジ一発では無理かと思った。

でも2ウェイのオンキヨーD-112EXTを導入したので、この辺りは互いに補完して聴き分ければいい話なので、問題ない。

 

というわけでエージングほとんどなしでも、オンキヨーD-112EXTはかなり満足出来るものであることがわかった。

でもこれ、1組約2.4万円ですから、10万円のものと比べるといけませんよ。でも、ひょっとしたら5万円の小型のスピーカーとならいい勝負できるかもしれない。