音を読む 本を聴く

イトウの音と本の綴織

2014-01-01から1年間の記事一覧

ピエール・ドゥ・ラ・リューのレクイエム

ピエール・ドゥ・ラ・リュー レクイエム ボ・ホルテン指揮アルス・ノヴァ ラ・リュー(1460頃-1518)はジョスカン・デ・プレ同様フランドル楽派の作曲家のひとり。 このレクイエムはオケゲムのものに次いで(現存しているもので)古いとされている。 私はこ…

クラシックプレミアム第6号より モーツァルト

モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団(1970年録音) 隔週刊誌クラシックプレミアム第6号より。ワーナー(旧EMI)音源。 今朝がたは雨が降り、気圧が急降下したせいか、頭重感、倦怠…

池澤夏樹=個人編集 日本文学全集配本

先日、たまたま書店でパンフを見つけたのがこれ 池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 内容を見ると半分くらいが古典文学を訳したもので、訳した作家が個性的。 逐語訳的なものは期待できないけれど、面白く読むにはいいかも。 と思い毎月10日の定期購読を書店で…

マーラー覚書その5 交響曲順マイベスト

さて、年末企画今回もマイベスト。 マーラーの交響曲+大地の歌のマイベストと聴いていないが気になる演奏を書いてみたいと思います。 なお、曲番のあとのニックネームは前島良雄氏の著作より、実際にマーラーが付けたものではないとのことなのでカッコ書きで…

そうだ古典的名著を読もう

体調がひどく悪い時期以外は 読書することは割と恒常的にしてきています。 しかし、ここ10年くらいはビジネス本、ハウツー本がメインになっていました。 最近購入したFireHD6で電子書籍で無料本を中心に読み始めると、無料本は古典的名著が多いので必然的…

2014年今年のマイベスト

さて、今年も1週間を切るところまで来ました。 早いものです。 今回は私の今年経験したマイベストを書いてみたいと思います。 マイベスト1 転職したこと 一番生活の中で変化したことです。 3年間働いた会社を離れて、チャレンジしている最中。まだ転職し…

クリスマスですねー。

題名はクリスマス、、、と書いておきながら、我が家の料理は餃子と卵焼きでした。 Johann Sebastian Bach, Helmuth Rilling : Complete Bach Set 2010 - Special Edition (172 CDs & CDR)アーティスト: Various,Various,Johann Sebastian Bach,Helmuth Rilli…

ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付」 私的ベスト5

年末になるとどこのオケも第九を演奏します。 第九を演奏するとお客が入る、第九を演奏しないのは日本のオケそしてはどうか、とかまあいろいろあると思いますが、今回は私が今まで聴いてきた生演奏CD演奏含めてよかった演奏を書いてみたいと思います。 うろ…

クラシックプレミアム25号 グレゴリオ聖歌からバロックの始まりまで

隔週刊 CLASSIC PREMIUM (クラシックプレミアム) 2014年 12/23号 [分冊百科]作者: 出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/12/09メディア: 雑誌 今年はこのCD付雑誌を定期購読しています。 内容はグレゴリオ聖歌から新ウィーン楽派、ガーシュウィン、バーンス…

コリン・デイヴィスのハイドン ロンドンセット

先日サー・コリン・デイヴィス指揮ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団のハイドンの交響曲、ロンドンセットCDをブックオフで購入しました。 2枚組280円×2という格安だったので、すぐ購入しました。安い分盤質はそれなりでしたが…。 演奏は全部聴きましたが、…

古典を読むということ

論語 (岩波文庫 青202-1)作者: 出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1999/11/16メディア: 文庫 先日、電子書籍端末FireHD6を購入して読書熱が再燃。 無料本がかなりの量で読めることがわかった。 無料本ばかりでなく国会図書館の貴重な本が見られるKindleアー…

前島良雄著 マーラーを識る

マーラーを識る作者: 前島良雄出版社/メーカー: アルファベータ発売日: 2014/12/19メディア: 単行本 前島良雄著「マーラーを識る 神話・伝説・俗説の呪縛を解く」 アルファベータブックス Amazonで予約していたものが届きました。 巨人、復活、悲劇的、夜の…

マーラー覚書その4 社会人になってから20代30代

大学を卒業して就職する。 お金がなかった学生時代からお金にはかなり自由がきく、、と思いきや 私は就職したその年の11月に結婚をする。 結婚をするとそんなに自由になるお金がない。 さらに仕事が土日が休みではない。 合唱団に入っていたので土曜日は忙し…

今朝聴く音楽

シューベルト:交響曲第1番ニ長調 ジンマン指揮チューリッヒトーンハレ管弦楽団 あまり聴かれない曲かもしれない。シューベルトの交響曲と言えば未完成かグレートが演奏回数もCD録音も多いから。 でも、この第1番の快活で生き生きとした魅力は他に代えがた…

時に体調を崩すこと

あまり細かく書きませんが、私はある障碍を持っていて、それとお付き合いしてもう30年になります。 ずいぶん回復したのですが、今日のような大雪の日や台風が来る日や来た後に調子を崩すことが多いです。 昨夜は眠れず、1時間おきに目が覚めてしまってい…

AmazonのFireHD6の使用1か月レビュー。

今年11月に入って、スマホを持つのはやめて外出時はiPadminiをWiFiルーター使用するため、ルーター購入しようと思って、家電量販店エディオンへ行った。 ルーターはUQワイマックスのエリア内だったので、ルーターを購入することは決めていて、店員さんにこれ…

鈴木雅明チェンバロ&オルガンリサイタル

2014年12月14日豊田市コンサートホール いつもバッハコレギウムジャパン(BCJ)の演奏会に行こうとするも、 チケットが高くて買えない事情がありまして、なかなか生演奏に出会えませんでした。 今回、BCJそのものではなかったですが、鈴木雅明氏のチェンバロ…

ブログこちらへ移転。

先月からブログの世界に舞い戻ってきたのですが、どうもgooブログとの相性が悪いのか、思ったようにできないので、早めにとソネットブログに引越ししました。 facebookをやってはいるものの、もう少し自分の中で文章を考えてアウトプットできるような環境=…

マーラー覚書その3 大学生の頃。

さあ、大学生の時代に入った。 この記事はすぐに終わる。 だって、合唱にハマってしまっていて特に2年次3年次は合唱劇に刺激を受けていたのでマーラーを聴くのもほとんどなかったくらい。 しかし、ここでも2つのマーラー生体験をしている。 一つは確か大学1…

マーラー覚書その2 高校生の頃の自分とマーラー生体験。

学生の頃というのは多感な時期で、 親や学校、社会への反抗、人を好きになるという体験、喜びや怒りや悲しみすべてを感じる、その人の感情の萌芽となる時期だと思う。 などとカッコいい感じで始まるが、実際の私はそんなカッコの良いものではない。 中学を卒…

マーラー覚書その1 私とマーラーとの出会い

ここのところ、マーラーの音楽に浸る日々が続いているので、少しずつマーラーについて書いていこうと思う。 今回は私とマーラーとの出会いを書きます。 最初にマーラーの音楽に触れたのは記憶が確かならば、中学生の夏ころ。もう30年以上前になる。 ベルリン…

30年越しの戸川純さん

昨夜 エレクトリックレディランドにて 私が中学生のころ、たまたまラジオをつけていたら、戸川さんの初ソロアルバム「玉姫様」の曲がかかっていて、その歌声に耳が釘付けになってしまった。 そののち友人宅で戸川さんのライヴ映像を見てこれまた衝撃。 いつ…

朝のこない夜はない

子供の頃からですが、周囲の目が気になりなかなか自分というものが出せないで来たように思います。 人に合わせないといけないのではないかという怖れ があったのだと思います。 それゆえ本来の自分に嘘をつき、否定して来たような気がします。 今やっと自分…

今日から始めます。

ここのところ、体調が思わしくなく、伏せる日々が数日あったので、 すこしでも自分のモチベーションを上げるためと、自分の備忘録としても、再びブログを書いてみようと思います。 駄文乱筆を盛大ですが(苦笑)、facebookだけでは語れないものもブログでは…