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生きていく読書

読書を生きていく糧に。そして理解しあえる世界に。

寛容論 今日の雑感

▶昨夜は娘がやたらにしゃべりかけてきたので、話を聞きながらブログを書いていたら内容がスカスカだった。休みの前だとやはり嬉しいんだろうが…。

 

▶午前中、歯医者。虫歯の部分に詰め物をしてもらったので終了。というか無理やり終わらせた。

▶そのまま、近所のエディオン(家電量販店)に行く。開店まで30分くらいあったので、車の中で読書。でも店の入り口の前ですでに10人以上が並んでいる。特売品目当てなんだろうか。

▶こっちはアルカリ電池のストックがなくなったので買いに来ただけなんだけれど、朝から家電店は年末さながらに賑わっていた。

▶帰宅後、読書。ヴォルテール「寛容論」昼食をはさんで読了。

 

寛容論 (古典新訳文庫)

寛容論 (古典新訳文庫)

 

 

フランス・トゥールーズにおける、プロテスタント、ジャン・カラス冤罪事件に端を発したヴォルテールの主張と活動の始終。当時のトゥールーズカトリックプロテスタントの対立が激しかったこともあって、その風当たりがこの冤罪事件を引き起こしたのだという。ヴォルテールは宗教派閥対立という不寛容さが根底にあるとし、ギリシャローマ帝国時代までさかのぼり、様々な寛容さを取り上げる。そして最後に「知性が虚弱な人々は、陰気な迷信に動かされ、そして考え方が自分たちと異なる人間を犯罪者に仕立ててしまう」という。これが不寛容さだ。

▶現代ではキリスト教派同士の対立以上に宗教間、人種間での差別、が平然と行われているのが現実だ。そしてマイノリティが必ず犠牲になる。

▶日本でもすでに多くの外国人が居住しており、1日で外国人に出会わない日はないくらい。

▶その中で宗教、文化風習の異なる中で軋轢が生じるのは間違いない。折に触れて私も書いているが、日本人の素晴らしさを強調するテレビ番組、メディアやヘイトスピーチにみられる外国人排斥運動など「不寛容」さを示唆しているように私は思える。

ヴォルテールが提起した寛容論の中での諸問題は現代の私たちにおいても未だに問われ続けているのではないだろうか。

  

サガン悲しみよこんにちは第1部読了。第2部へ。父親への憧憬とその恋人への複雑な心。

 

悲しみよこんにちは (新潮文庫)

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道徳感情はなぜ人を誤らせるのか ~冤罪、虐殺、正しい心

道徳感情はなぜ人を誤らせるのか ~冤罪、虐殺、正しい心

 

 これは先ほどFacebook上でご紹介いただいたもの。備忘として貼り付けておきます。