【読書】 理解しやすい 政治・経済
今日は休日、とは言えなんやかんやと買い出し。体も休めて昼寝。結局読んだ本は再読含め5冊ほど。
政治経済本もぼちぼち読み始めているところ。
理解しやすい 政治・経済
文英堂の高校学参。佐藤優氏推薦の参考書。今回まとめて読んでみようと思い棚から取り出した。
高校の学参だけれど、かなり忘れている。議会制くらい頭に入れとけと、自分に言いたくなる。情報量は多く、図解説明も明快なので理解しやすい。高校の時に読むより大人になって読むとリアルな事象が多いので、これは再読どころではなく常に世界の動向と比較しつつ、時に及んで学ぶ必要がある。
いつも手に取れる場所に置いて気になったところを拾い読み、というやり方がいいかな。今日一気に読んだら情報量の多さにさすがに疲れた。
マックス・ウェーバー 「職業のとしての政治/職業としての学問」
職業としての政治/職業としての学問 (日経BPクラシックス)
- 作者: マックス・ウェーバー,中山元
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2009/02/19
- メディア: 単行本
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特に職業としての政治を重点をおいて読む。今のアメリカや日本におけるポピュリズムについての言及がしっかりされている。政治家の皆さん、マックス・ウェーバー読んでますか?当選してから「これから勉強します!」って言っていた政治家がいたけど、愚の骨頂。
まあ、他人のことはいいとして、10回通読してみた。訳はわかりやすく、この本を読んでよかったと思う。岩波文庫のは読んでみて硬すぎたので日経BPを選んだ。
他の本は省略。天気もよく、気持ちの良い日であった。
2月読書計画&【読書】 苫米地英人「『言葉』があなたの人生を決める」
【2月の読書計画】
2月の読書計画が固まってきた。目標を一気に上げて100冊とした。これは再読本、再再読本を含めた冊数。
2月のテーマは積読一掃。歴史・哲学・社会科学系の古典書中心に積読していた本を一気に読んでしまおうというもの。体調不良な1月でも目下60冊読めているので、体調さえよければ2月は100冊越えは無理じゃないと思う。
まあ、何冊読んだ、というよりはどれだけ本の内容、著者の意図を汲み取れたかが、読書のキモなので、あえて再読本を含めて100冊とした。いい本は常に読者に疑問を投げかけていると思うので、何度も読めば読むほど読書は楽しくなると思う。
文学作品は今回は計画からは外すが、息抜きに少しずつ読むつもり。
【読書】
苫米地英人「『言葉』があなたの人生を決める」
苫米地本がここのところよく登場させているが、この本はコーチングの元祖ルー・タイスの「アファメーション」という著書をより具体的にわかりやすく解説しているもので、コーチング入門としても、アファメーション入門としても非常にわかりやすい良書であると思った。
詳しくは読んでいただくしかないが、ルー・タイスはいわゆる明確な目標に基づき、社会的な「成功」を目指すのではなく、
他人から評価とは何の意味もない、漠然としたものでもいい、「人生のゴール」を目指そうというもの。
じゃあ、その違いは?
「成功」が「いま明確にすることのできる目標はいまの現状の中にある目標である」のに対して
「ゴール」は「現状の外側にあるもの」という。
「現状の外側にあるゴール」とは?
簡単に言えば、いまの自分とはかけ離れ、今の仕事や環境では考えがつかないような突飛なゴールだという。
それがどうして叶うのか。そのキーとなるのは言葉を使った「アファメーション」という手法である。
アファメーションとは自分で自分に語り聞かせる言葉のことであり、継続して自分自身に聞かせることで、ゴールに達することができるという。
ホンマかいな?
本当かどうかはこの本のレッスンを継続しないとわからないが、理論としては本書にかなり詳しく書かれているので、何度も読みこめば納得できると思う。
内緒だけれど私も途方もないゴールがあるので、アファメーションやってみようかな。
こっちがルー・タイスの元ネタ本。苫米地氏もこちらもぜひ読んでほしいということだ。
- 作者: ルー・タイス,苫米地英人,田口未和
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2011/12/14
- メディア: 単行本
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【読書】 清少納言「枕草子」 酒井順子現代語訳
【読書】 スタンダール「赤と黒(下)」
スタンダール「赤と黒(下)」
舞台はパリへ。あまりに長い(600頁)のでチマチマ読んでいたら最初の部分を忘れてしまうので、一気読み。
一気読みするのはやはり、、、結構無理があったが、この作品を読み切るには1回限りじゃだめだ。数回読んでいかないと、細かい心理描写まで読み込めない。
有名な割に意外と読み込むには回数が必要という感想。でも、こんどはいつ読むかな。
ジュリヤン一人にあれやこれややらせ過ぎて、後半の周囲の人々の感情の起伏が激しすぎるような気もした。上巻第1部に比べて、相当起伏が激しいので覚悟しないと。
しかしジュリヤンの最期はすこし救われた。
【読書】 スタンダール「赤と黒(上)」
スタンダール「赤と黒(上)」
久々の長編小説。それも典型的な夫人と若者の不倫ものときている。
上巻を読む分では主人公ジュリヤンの表面上とは裏腹のジュリヤンの二面性の激しさだ。
繊細さとブルジョアへの憎しみが強く激しいからこそ、レーナル夫人への恋が激しくなる。またジュリヤンの感情のストレートさ反面ひねくれた感情も同居する。実に人間らしい。
さすがに名作だけあって飽きさせない展開。
下巻はまだまだ波乱が期待される。今日は下巻を読書する。