自分を褒め認めることと他人を褒め認めること
Twitterで昨日ツイートした内容をブログでまとめてみました。
つぶやきで荒い部分はありますが、何かの気づきになればと思います。
自分も褒めよう、認めようと言われても、自分を褒められない。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
まず、自分を認めて素晴らしい人間だと心底思えるか?
自分は人より劣っている、ダメな人間だと考える、そういう人は多い。しかし、その言葉のウラには自分はもっと成長したい、できるようになりたいという気持ちが隠れている。
そういう成長したいと思っている自分に気づき、認めることから始めたらどうだろうか。他人との比較ではなく、まず自分が今よりよく生きたいという欲求があるということは、非常に素晴らしいことなのだと。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
どんな人でもこのままでいい、と思っている人は稀である。現状維持でいいと思っていても、物欲や虚栄心はある。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
それは今の自分に不満な証拠。もっとこうありたいという欲求のあらわれ。
それは実は成長指向であり、決して後ろ向きなことではない。
落ち込む時、無気力になる時に自分はどう感じるだろうか。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
こんな自分はダメだ、と思うなら成長しようという意思の現れだから、そういう自分を褒めていい。
何も感じず、ただ生きているだけだと思うなら、自分のカラダは鼓動を打ち、生きようとしている。それだけで素晴らしい。宗教的な話でなく。
また、他人を褒めることは自分を褒めることにも繋がる。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
他人のアラが気になって仕方がない、という時は自分自身の視野も狭く、自身のアラも気になり、結局自他共に褒めることができない。
他人の素晴らしさに気付くことは自分の中にも同様に素晴らしさを見出すことでもある。
読書の話に移る。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
読書は自分の価値観や視点から飛び出たものを発見する楽しさがある。
それは紛れもなく他者への発見であり、理解へ通じる。
多くの本を読む事は多くの人の価値観を知る事である。
敷延すれば、読書によってこの世界の価値観を限りなく知る事ができることになる。
この世界の多様な価値観を知る最も身近な手段は読書だと言える。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
無論、世界中の本を読む事は一生かかっても無理だ。
だが、世界の多様な文化、歴史、思想をできる限り知る事で、自分の中に多様な考えと知識を取りいれる事が出来る。
つまり、偏見が少なくなるという事だ。
他文化、他者への偏見が少なくなる事は他文化他者を認める事に繋がる。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
それは一朝一夕には出来ないかもしれないが、
様々な価値観を取り入れようと意識しながら読書をするだけで、世界の見方がかなり変わってくる事は間違いない。
そして、自分に返ってくる。読書は多様な価値観を知ることで自分を賢くするだけでなく、他者を認めていく事が出来るのである。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
なんなら地球の反対側の人々に想いを馳せる事が出来るのも読書にできることでもある。
自分を褒め、認める。そして一気に全世界を認める。そんな巨大な創造力が人間にはあるのだ。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
それを気づかせてくれるのも、また読書なのである。
様々なメディアを相対化し、冷静に考える自分をはぐくむことをしていきたいし、それが読書の大きな役割の一つがだと思う。
ところで、新しいこと、知らなかったことを知ることは楽しいと思いますか。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
学校は本来、知らないこと、分からなかったこと知る喜びに変える場所だったはず。
しかし、残念だが現実には、他人と比較され、無理やり覚え込まされ、苦痛を感じることもある場所に成り下がっている。
自分が知りたいこと、やりたいことをすることが最も覚えられるし楽しいのは認知科学的にも明白なのだが、それをさせない社会がある。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
勉強とは厳しいものである。社会に出るためには頑張らないといけない。
それは本当なのか?よく考えてみる必要がある。
知ることの楽しさと、常識をよく考えてみる
今の社会のあり方を考えてみる。大人から思わされてきた常識や規則を疑ってみること。それがつまり考えるということではないか。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
自分の将来を考えなさいと親は言う。しかし、本当に考えなくてはならないのは、自分自身を縛る固定観念や常識なのである。常識を疑え。
自分が楽しいと思っていることはなんだろうか。日本の社会はどういうカラクリなのだろうか。世界の常識価値はどういうことなのだろう。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
とにかく自分が変だな、面白いな、危なそうだな、と感じたことに素直になって考えてみる。
きっと分からないことだらけだと思う。
好奇心、センスオブワンダー。これを感じて生活していると、知らないことが一杯で無力になることがある。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
しかしそれは知らないことが沢山あるということが「分かってくる」ということで喜ばしいことであると思う。
そこは自分を褒める。そういう好奇心を持っている自分は素晴らしい!と。
書いていると際限がなくなりそうだが、人間は互いに比較して上下関係を作っていくと不幸になると思う。いじめや自殺行為、その他人を貶める暴力。全て自分が優位に立ちたいという願望が出てきた結果だと思う。比較するのはやめて、自分自身も他人も認め褒めることが本来の幸せであり、教育の目的。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
読み書き計算という初等教育は必要だが、その後は自分の興味や問題意識を持てることを学ぶのがいいと思う。でも学校も親もそれを理解しない。大人の勉強や学習への思い込みは半端でないのだ。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
全然話しがまとまらない。人間には優劣はない。誰もが認めあえる、そういう社会を目指して歴史は動いてきた。それが本来の歴史を知るということだと思う。用語暗記ではない。また、言語を理解するということは単に喋られる、理解できること以外にその背景の文化や宗教等を知ることも含まれる。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
一応区切りをつける。頭がいい人悪い人という区別は実はない。興味の分野が違う、とか好奇心に蓋をしているかしていないかという差だけ。学校の勉強ができるのが頭がいいわけではない。それは学校や親から思い込まされているだけ。そこから差別意識が生まれるので注意した方がいい。
— ジュン@読書多読 (@juniread69) 2017年7月24日
ディケンズ デイヴィッド・コパフィールド
長いと思って避けていたディケンズのデイヴィッド・コパフィールドを読み始めた。
- 作者: チャールズディケンズ,Charles Dickens,中野好夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1967/03/02
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新潮文庫で全4巻。モームの短篇集でその翻訳に舌を巻いた、中野好夫氏の翻訳。
毎日100ページずつ読めば1ヶ月以内に読み終わるだろうと、昨日から通読しはじめた。
長篇も1日に読むページ数を決めて少しずつでも読めば、結構な分量を読めるので、長篇に怯んでいる私のような人はぜひ参考にしてみてください。
ちなみに今月は7/19現在130冊くらい読んでいる。文学をスピードを落として読みはじめたので、200冊読めばいいかなというところ。
再読を増やすこともやっている。
ちなみに並行して読んでいるのはこちら
今年後半から読み始めるつもりだったのでちょうどいいタイミングで取り組んでいる。
寝る時間も食事する時間も惜しい。
毎日5冊から10冊の本を読んでいる。
本というもののとてつもないパワーと先人が残した知恵、知識、感情に多く感じ入る毎日。
そんなに読書してなんになる、っていっていた人ももう周囲にはいない。
役に立つ立たないってそれ、お金儲けってことですか。
お金儲けも悪くないけれど、読書はもっとスリリングで楽しいもの。
宝くじに万札突っ込むなら、書店で10冊くらい本勝手読むわ。
だからブログかいている時間も惜しい。
でも書きたいこともある。もどかしい。
読んだ本を少し紹介。
- 作者: サマセット・モーム,William Somerset Maugham,中野好夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1959/09/29
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ファーブル昆虫記 <1 data-mce-fragment="1">ふしぎなスカラベ (集英社文庫)
- 作者: 奥本大三郎,見山博
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1996/05/17
- メディア: 文庫
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とかとか。
少し文学も入りました。
新潮文庫の100冊、やめた!
古本、図書館本で読み進めていた、新潮文庫の100冊。
でも、全部読むのはやめよう。
まだ買っていない文庫のなかで、全然読みたくないもの、ラノベもろもろ、沢山ありすぎたので、これに時間とお金を費やすのは無駄と判断。
ここは量より質です。
もちろん、たくさん読むことも必要、でも一冊一冊を熟読することも必要。
でも、若い時はガンガンたくさん読んでいった方がいい。
こんなのおっさんのたわ言だと思ってもらってもいいが、
Twitterで見ていると、高校生や大学生の読書傾向が判で押したように同じだということに驚いている。
現代の売れている日本の作家ばかりなのだ。
もちろん、本は読んでいないより読んでいることは悪いことではないが、
ショーペンハウアーも書いている
流行りの本ばかり読んでいないで、古典をしっかり読んで考えろ!
と。
…おっさんのたわ言です。
- 作者: ショウペンハウエル,Arthur Schopenhauer,斎藤忍随
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1983/07
- メディア: 文庫
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【読書ログ】2017年6月に読んだ本
6月が終わった。
ほとんど寝込んでいるか、起きているときは本のページをめくる毎日。
すぐ疲れるので横になる。
しかし、習慣とはすごいもので結局読書冊数は301冊となった。
まあいつも通り、延べ冊数なので何度も読んでいる本も多い。
先回も書いたけれど、思いつきで新潮文庫の100冊を年内に全部読むと決めた。
既読分が22,3冊だったので約80冊を図書館、古書店などをめぐって少しずつ読んでいる新潮の100冊は小説がほとんどなのでやや面白くないが、読んだことがない本には積極的に当たることも楽しいので、気楽に続ける。
関係ない本も少し入ってしまった。
6月の読書メーター
読んだ本の数:301
読んだページ数:84720
ナイス数:1555