【雑談】読書はしてもしなくてもどっちでもいい。
読書の習慣のある人は読書した方がいい、すべきだ。という人は多い。
読書しない人を上から見る目線もあるような気がする。
でもそんなに読書はすべきものなのか。
昨日、娘と議論してみた。
結論としては、
読書したい人はすればいいし、
しなきゃいけないと思っている人や、したくない人はしなきゃいい。
ということだった。
確かに読書好きな私としても、読書するといいことはたくさんあるので、おすすめする点はたくさんある。
様々な知識・知恵を得ることができる
多様な視点に立てる
抽象度の高い考え方もできるようになる ‥など
とは言え、もっとも大切なことは
本を読みたいと心から思わないと、本から得るものは圧倒的に少ない、ということ。
言い換えれば
読書したいと思う時に読む時が一番本から得るものが多い、ということ。
たまにあるが、読書をする人でも、
これは読まなきゃいけない
ああ読み切れなかった
と義務感に囚われて読書しているときがあるということだ。
それは私の過去の体験でもあるのだが、
それって、趣味の義務化みたいなものではないか?ということ。
読書を仕事のためにするのならともかく、
多くの場合、自己啓発や知識欲、読むこと自体が楽しいという動機が一番大切だし、
読みたいと心から思うことが、もっとも本の内容を理解する、著者の言いたいことを理解するということになると思うのである。
だから、
読みたいときに読む
読みたくない本は読まない
途中詰まらなくなったら放り出しても構わない
積読で背表紙を眺めているだけでも読書
と読書を気楽にゆるく捉えればいいのではないかと思う。読書の敷居を低くするということ。
これは宇都出雅巳さんの著書にも書いてある。
もうこのブログではおなじみの本であるが、読書を広く深く書いてあるいい本だと思う。
私は、一応読書するうえで自分で決めたことはある。
- 一月100冊以上目標400冊読む。
- 読んでいてよくわからなくてもとりあえず、最後までページをめくっておく。
- わからないことはわからないと認めたうえで、何度も繰り返して読む。
こんなところであるが、
それは自分のゴールからして、このくらい読んでいて当然の状態だと思っているからであり、
義務感でなく自分のしたいことであり、自分の読書は他人と比較するものでもないと思っているからでもある。
そういうわけで、読書はしたい人がすればいい。
ただし、読書することでものすごくいいことがあることはものすごく実感していることなので、
しないのはもったいないかな~とは思う。
でもそれは私が思っていることなので、やはり無理強いもできないし、ましてや読書しないやつは愚劣などとも思わない。
今日はそんなところで。