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イトウの音と本の綴織

【雑談】【読書】日本国憲法 知っているつもり?分かっているつもり?

今日で3月も終わり、新学期へ。って私は学校関係者ではありませんが。

今日も、ですが

どうもずーっと疲れがとれず、どうしたものかと思って本屋に寄ったらこんな本が。

 

1日1分であらゆる疲れがとれる 耳ひっぱり (だいわ文庫)

1日1分であらゆる疲れがとれる 耳ひっぱり (だいわ文庫)

 

 細かい理論はとりあえず置いて、耳を引っ張って頭を外に広げるような感じ。

やってみた。

これはいいね。

書いてあることはシンプルなので、実践しやすいし、道具も時間も場所もほとんど必要ないので、疲れたら耳を引っ張る。

私はひどい眼精疲労がかなり軽減されたし、肩こりも楽になった。鍼灸院へ行く回数も減りそうな予感。

 

雑談。

テレビ、新聞ではアメリカ大統領の動向、韓国大統領の逮捕、日本国憲法改憲問題もある。

もうテレビはほとんど見ていないので、どうでもいいのだけれど、

日本国憲法改憲議論云々の前にそもそも日本国憲法を読んでいる人、どれだけいますか?という話です。

なんとなーくテレビを見て、

なんとなーく憲法改正なんて戦争につながるようなこと言っている人がいるし、

なんとなーく安倍首相が胡散臭く思えたり

してませんか?

この なんとなーく というのが分かったようなつもりになることです。

改憲のことが話題になっているのをぼーっとテレビのコメンテーターの話だけ聞いてて知った気になっていませんか。

その前に

日本国憲法を全部読む

のです。分量は全然多くないし、分かりやすい日本語だし、本屋でいろいろな文庫新書でも売られています。

 

日本国憲法

日本国憲法

 
日本国憲法 (小学館アーカイヴス)

日本国憲法 (小学館アーカイヴス)

 
現代語訳 日本国憲法 (ちくま新書)

現代語訳 日本国憲法 (ちくま新書)

 

 私はまず、原文を読むことをお勧めします。

 

日本国憲法 (ハルキ文庫 い 17-1)

日本国憲法 (ハルキ文庫 い 17-1)

 

 私は上記の本で読んでます。

読んでみてわかりますが、いかに日本の中に憲法違反が沢山あるか、ということがわかります。ここで解説すると私の解釈が入るので、まずは原文をKindleでも文庫でも自分の目で読んでみること。

 

話はやや飛びますが、日米安保闘争で活動していた人たち(学生を含む)はどれだけ安保条約の内容を読み、知っていたのだろう。

 

ちなみに私の両親は、日本国憲法日米安全保障条約の条文も読んだことがないと言っていました。これが一般国民だとすれば情けない。

だからわかったつもりになっていないか、いつも自分にツッコミを入れなくっちゃ。

【読書】朝読書会に参加してきた。

今朝7時開催の読書会に参加してきました。

何度か書きましたが、自発的な読書会、勉強会なるものはほぼ初めての参加。

企業研修などは過去何度も経験しましたが、自分から参加してみたらモチベーションは高くなります。

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

 10回くらい読んでからの参加。本自体400ページほど。ページ数としては比較的多めではありますが、内容は読みやすいものだったので、気は楽でした。

 

自宅では家族に本の内容を言い散らしていますが、全くの他人ですと勝手が違います。

本当に独りよがりではない伝え方をしないと思ったように伝わらない。

私が今回いちばん学んだことは、ただ言い散らかしても伝わらない事もあるので、読書の感想はもう少し考えて言いたいということですね。

自分の言葉が良くも悪くも抽象思考になっているとも感じました。

ひと月にいち度はこういう場に出るというのは体験としても良いですね。

というわけで、来月も参加の予定。

 

【雑談】【読書】来週読書会参加予定

読書もひとりでしていてもいいけれど、たまにはみんなで読むのもいいかと思い立ち、どこかでやっていないかと探したら朝に読書会をやっているのを見つけたので来週参加してくる。

本はこちら

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

 日本は男女とも平均寿命を80歳突破し、時季に100歳近くに到達するだろうと。そんな人生に今までの65歳定年という考えを当てはめてもそぐわない。

じゃあどういう人生戦略を立てればいいのか?というのがこの本の趣旨。

この前の金曜日に買って7,8回通読したので、自分ならどう戦略を立てるか考えてみたい。

【雑談】何のためのブログにするか?

今月も読書の時間を取りたいためにブログの更新回数は減っている。

文章を書きだすと1,2時間は必要になってくるし、読み返すとどこまで行っても書き直してしまうので、半端じゃない労力が必要だと感じている。

それより読書時間を創り出すことに注力しているので、ブログを書く時間が取れないのだ。

今月の読書冊数は今日3月15日の段階で60冊。

先月は100冊ジャストだったので、それは超えるように読んでいるつもり。とりあえず目標としては再読含めてひと月300冊前後。年間にすれば3000冊を超える。

まあ、そんなに本を工面できるか知らないが、まともに働けるようになっているので、なんとかなるだろうという観測。

私の最終ゴールは内緒だが、

読書は多読。視野を広げ、偏見を少なく、異文化・他人への理解を深めることを一つの目標として設定している。

そういうことなので、しばらくブログについては、たまに近況報告をする程度にしておこうと思う。

ある時期が来たら、しかるべき展開も予想されるので、閉鎖せずやっていく。

では。

【雑談】本当の豊かさとは

読書をしていて、最近つくづく思うのは、

本当の豊かさとは、お金持ちではなく、

 

モノやサービスに付加価値をつけられる

他人や異文化に対し、決めつけずに理解を示そうと勉めることできる

ひとつの考えにこだわらず、様々な発想・行動ができる

 

つまり、知的な豊かさが最も大切なのではないかと思う。

広い意味での教育・教養だろう。

最近の教養ブーム本(とは言ってもそれは限られた人にしか届いていないだろうが)を書店で見ると、いかに知識・教養が大切かを訴える人が多いかがわかる。むしろ、日本人の教養の低下を危惧している感もある。

 

それで、読書である。

今年になって私はかなり意識して古典書を読んでいる。

それは今までの読書が狭いものだったことからの反省でもある。

30代までの読書と言ったら、詩、エッセイ、小説(それもほとんど日本作家)、ハウツー本、自己啓発本、精神世界本、冊数から言うと、年間100冊以上は読んでいたと思うが、結局自分の気分がよくなる本や自分の思考や価値観の範囲内で理解できる程度の本を読んでいて満足していた。そういった本は読み返すこともなく、BOOKOFFに何度も売り払っては買う、という連続だった。

 

そういう状態から、このままではいけない!と思ったのは、まず池澤夏樹編集の世界文学全集の存在を知ってから。

 

池澤夏樹=個人編集 世界文学全集【全30巻】

池澤夏樹=個人編集 世界文学全集【全30巻】

 

 これを読んだわけではないが、世界の文学ってさほど読んでいないよな。とハッと気づいた。カフカの変身、マンのベニスに死す、くらいしか読んだ印象がないという状態。

まず、とりあえずシェークスピアを読むか、とはじまり、ゲーテ、ダンテと読み始めていった。

 

ハムレット (新潮文庫)

ハムレット (新潮文庫)

 
夏の夜の夢・あらし (新潮文庫)

夏の夜の夢・あらし (新潮文庫)

 

 

 

 

神曲 地獄篇 (講談社学術文庫)

神曲 地獄篇 (講談社学術文庫)

 

 

ファウスト〈1〉 (新潮文庫)

ファウスト〈1〉 (新潮文庫)

 
若きウェルテルの悩み (新潮文庫)

若きウェルテルの悩み (新潮文庫)

 

 あとヨーロッパ文学、アメリカ文学も読み進めてきた。

最近は文学では飽き足らなくなって、岩波文庫でおなじみの本に手を出し始めた。

 

茶の本 (岩波文庫)

茶の本 (岩波文庫)

 

 

 

善の研究 (1979年) (岩波文庫)

善の研究 (1979年) (岩波文庫)

 

 

 

コモン・センス 他三篇 (岩波文庫 白 106-1)

コモン・センス 他三篇 (岩波文庫 白 106-1)

 

 

 

ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)

ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)

 
悲劇の誕生 (岩波文庫)

悲劇の誕生 (岩波文庫)

 

 哲学書も積極的に読む。

聖書や仏典も読む。

ぶっちゃけ、読んでわかるのか?という質問だが、わからないことが多い。

前も書いたが、わからない価値観や発想が描かれているから読む価値があるのである。

なんども読み返して少しずつ知識のストックを頭の中に蓄積させればいい。

かなり刺激的な脳内での活動がある。

そんな感じで月間100冊以上の読書をしている。

どんなふうに変わってきたか、また時間を割いて書くことにする。

 

以下私が参考にしている本。

 

 

「何から読めばいいか」がわかる 全方位読書案内

「何から読めばいいか」がわかる 全方位読書案内

 

 

 

どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)

どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)

 

 

 

苫米地英人の金持ち脳? ~捨てることから幸せは始まる~

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