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イトウの音と本の綴織

【雑談】KindleVoyage購入へ

今日の読書会でも、Kindleで読書してきたという方、結構いらっしゃいました。

私もKindle、KindlePeperwhiteと使ってきましたが、ぺージめくりの不便さで通勤電車で片手で読むのはどうしても難しく、手放したのです。本を家族で共有できないのも痛い。

でも、今まで購入したKindle本が結構あるんですよね。iPadminiでも読めるのですが、画面がまぶしくなってくるので、この齢の目には弱い。

で、再びKindle。読書量が増えるのはいいかが、毎日カバンに3,4冊の本を持ち歩くのは無理がある。

というわけでKindle。それもページめくりが楽で軽量なVoyageというちょっと上位の機種を年内にでも購入しようかと2か月前から構想していた。

今日になって、近々臨時収入が少し入ることになり、じゃあ早速買おうと決めた。いえ、カード払いは極力やめたいので、にこにこ現金払い。今週末に注文して休日使い始めようかと思う。

 使い始めたらまたレビューしようと思うので、どうぞよろしく。

 

【読書会】今日は孔子の「論語」でした。

 先月初めて参加した朝活読書会。今回は論語ということで、また参加してきました。

 上が指定本。かなりわかりやすいらしいです。

 

論語 (岩波文庫 青202-1)

論語 (岩波文庫 青202-1)

 

 私は上の岩波版が家にあったので(というか、娘の部屋にあったのを持ってきた)、こちらを読んでみた。

 

家で何回読んでも腑に落ちなかったので、儒教やその周辺を読んでみようということで、

 

世界がわかる宗教社会学入門 (ちくま文庫)

世界がわかる宗教社会学入門 (ちくま文庫)

 

 

 

 こんなところを読みつつ、今朝の読書会に参加。

 

色々な人の考え、見方を聞けるのはいいですね。論語大好きな方から、よくわからない!という方まで。

もう少し経ってからもう一度論語は時間をかけて読みたい。しばらくはその背景やほかの四書五経も読んでみたいし。

【図書館】今日は久々に図書館

これだけ多読していると、お財布事情が厳しくなってくる。

というわけで今日は久しぶりに図書館へ行ってきました。

朝イチに名古屋市東図書館へ。

ここはナゴヤドーム前にある図書館で、児童書コーナー、スポーツコーナーが充実している図書館。

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カミさんと私の図書館カードで12冊借りました。

 

次に

長久手市中央図書館。

全国的にも住みやすい街としても知られる長久手市の図書館。

近くには長久手古戦場があるためか、歴史書関係が充実してました。

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ここでの収穫はイアン・カーショー著ヒトラー 上下巻。合わせて本文のみでも1400ページ、価格も19000円という高額な書物なので、

買って読むか随分躊躇していた矢先にここで見つけてしまったので、即借りてきました。

2週間で読み切るつもりでいますが、これもまたチャレンジです。

 

図書館は中高生の頃はよく利用していて、中学の時は日曜日は昼ごはん食べたら近くの図書館に行き、閉館時間まで入り浸っていました。

今、

あらためて図書館のありがたさを実感してます。

 

【読書】古典書の多読について

再掲、速読多読の本

 

どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)

どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)

 

 この本(どん速)のポイント

何回も繰り返し速く読む(高速大量回転)

音読(黙読)ではなく、文字を見る感覚で

わからない部分はそこで止まらず気にせず先に読み進める。

 

速く読むためには、知識のストックが多い方がいい。つまり、沢山の本を何度も読むことでしか速く読めない。

これは速読が先か、多読が先か、よくわからないかもしれないが、

結局は、まずわからなくてもどんどん先に読んで5回10回と繰り返し読む。

少しずつでも知識のストックを増やしていけば、本の理解が進むということが大切だと思う。

 

 

私が読書で大切に考えていることは、

  1. 本の著者の言いたいことを理解する
  2. 様々な視点を持てるようにする

そういう意味で、沢山の本を読みたいと思う。

 

古典本を読むということ

みなさんはコーランを読んだことがあるだろうか。スッタニパータを読んだことがあるだろうか。聖書はかじったことがあるだろうか。 

ガリア戦記はどうだろう。プラトンアリストテレスは?

源氏物語平家物語枕草子はどうだろう。

学問のすゝめや日本国憲法は?

 

名前は知っているのに、読んだことはおろか、読もうと思ったことがないという人も多いのではないだろうか。

古典書は読むのが少し難しい。それは今の言葉、価値観とは少し異なった部分もあるからだが、それを超えて読む価値がある。

 

私は2年くらい前にゲーテファウストを読み始めた。その中でギリシア神話の神々の名前が出てきて何が何やら分からなくなってしまったことがある。

その時気付いたのは

古典書を読むというのは、ルーツを知ることでもあるのだ

ということである。

ファウストの場合は古代ギリシアキリスト教の理解が必要になってくる。

ゲーテに限らず、ダンテの神曲シェークスピアの戯曲でも古代ギリシア古代ローマの知識は必要だし、西洋哲学ではそれに加えてキリスト教の認識の問題が重要タームなのであることを知る。

 

経済学でもアダム・スミスマルクスは今でも読む意義は充分にある。

今でも同じ問題が起こっているのではないか?と思うこと必至である。

 

古典書を多読する

 

どんな本でも多読すればいいというわけではないと思う。

現代の小説や、時事関連の本ばかり多読していてもその大本になっている考え方を知らないとどれだけ読んでも時間のムダになってしまうことがある。

イスラム原理主義の問題ならコーランハディースをまず読んでみないと理解は進まない。

トランプ米大統領についてはアメリカの独立のもとになった思想、トマス・ペインやジョン・ロックなども読んでおいた方がいい。

 

トランプやイスラムのことはなんとなく知っている、と言う人はいると思う。が、そのソースは?テレビか新聞なのではないか?

ここでテレビの胡散臭はここで詳しく書くのはやめるが、あれだけ偏った情報を知らず知らずに毎日触れているというのは非常に怖いことだと思う。少なくとも、朝起きたら取りあえずテレビをつけるという習慣はやめた方がいい。

 

ともかく、古典書を多読すると様々な価値観を読むことになり、

 

ああ、そういう考え方、感じ方があるのか!

今問題になっている事のルーツはここにあるのか!

あのベストセラーや流行は古典の焼き増しじゃないか。

いろいろな気づきや発見がある。

 

再度書くが、古典書を多読すると、

テレビの情報がいかに偏っているか、わかるようになる。

テレビを見てわかったようなつもりになることにも注意した方がいいと思う。

 

そして多読するには1日に読書する時間を作った方がいい。私は平日でも2、3時間くらいを読書時間に割いている。休日なら4時間。テレビを見なければ充分に作れる時間だと思う。

これくらいでひと月100冊は読めるようになっていくと思う。

 

私はこんな感じで読書している、という事でした。

私の考えなので、参考までに書いてみた。

 

まだ書き足りない所もあるので、後日書いてみようと思う。

 

 

【読書】2017年4月の読書計画

さて、今月4月の読書計画。

 

冊数

再読を含めて200冊を目安に読む。

 

ジャンル

経済学:古典アダム・スミスを中心に再読。

哲学:ハイデガーアーレントを中心に。ギリシア哲学はプラトンを再読。カントも少しずつ。

文学:池澤夏樹編集「日本文学全集」を中心に。海外文学も少し。

宗教:旧約聖書の理解をすすめる。イスラーム教の関連本の再読。コーラン(クールアーン)は手元にないので、購入できれば手元に置きたい。

音楽:バーンスタインの生涯 を偶然入手できたのでこれを読む。

自然科学:娘の学校の図書館で廃本でもらってきた講談社ブルーバックスを片っ端から読む。

自己啓発コーチング、ランチェスター経営関連のみに絞る。

 

先月の冊数150冊を超える200冊を設定しているのには特にこだわりはなく、とにかくたくさん読みたいという理由一点のみ。自分のゴール(内緒)からすれば、このくらい読んでいて当たり前なのだ。

自然科学系は自分の置き去り分野だったので、今回あえて意識的に入れてみた。

文学は遅読になりがちで冊数稼げないが、やはり情操的には入れておいた方がいいと思い、入れた。

こんな感じでしょうか。相変わらず堅めな本が多いですが、今年のテーマは古典本を読む、なのでこれくらいでよいかと。