【日記】2018年10月17日 朝 体が痛い 新書再考
▶︎10月は毎年古傷が痛むようだ。うつ症状が出たり、体のあちこちが痛んだり、思うようにならなくて結構苦しむ。毎年のことだが…
▶︎そんなところで読書ネタである。
人生を変える新書『はじめての新書』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
dainさんのブログ。
私はこのブログと、くるぶしさんの
を愛読している。読書の幅を広げるのは誰も読んでいない本や読んでいる人の視点で語る言葉だ。
さて今回の岩波書店の「図書」増刊号のテーマが「はじめての新書」だ。
正直、新書は玉石混淆だと思っている。しかし、識者のすすめる新書ならば「石」の新書はおそらく少ないだろう。
今回の特集記事は岩波新書に限らず、新書ならなんでも、という内容である。選者は岩波に気を使っているかもしれないからか、岩波は多め。
私は子供の頃から読む新書は講談社現代新書が多かったので、むしろ岩波新書、岩波ジュニア新書、中公新書の紹介はありがたいと思った。
特に中公新書は政治物歴史物には昔からこだわりがあり、それを表すかのように中公新書をさほど読んでいない私は若干のアレルギーを自覚する羽目になる。私の印象では今でも中公新書は硬派な新書である。
▶︎改めて感じたこと。古典的な新書もあり、これは読んだ方がいいな、というものは可能な限り読んでみようと思っている。入門書・解説書としても新書の役割は大きい。
【日記】2018年10月14日 秋深まる。
▶︎ここのところ、ネットを介した読書会に参加している。お誘いいただいたものもあるが、多くは私から参加希望しているものである。以前はリアル読書会が一番だと思っていたが、スカイプやFacebook、ZOOMを介しても十分意見の交流や共有はできることが確認できている。今のところ大きなトラブルもないので、ルールの相互承認さえできれば、これからネット上での読書会はさらに可能性として広がるだろう。
▶︎久々に大型書店で本を購入。大型書店へ行くと10冊単位で本を購入する。その分飲食の贅沢は出来ない。
食べ過ぎはあっても本の読みすぎで健康を害することはない。ただし食べ物も書物も偏りがない方が栄養状態はよくなる。しかしバランスを考得ながら読書するのは結構難しいぞ。
宗教生活の基本形態 上: オーストラリアにおけるトーテム体系 (ちくま学芸文庫)
- 作者: エミールデュルケーム,´Emile Durkheim,山崎亮
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/09/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (5件) を見る
宗教生活の基本形態 下: オーストラリアにおけるトーテム体系 (ちくま学芸文庫)
- 作者: エミールデュルケーム,´Emile Durkheim,山崎亮
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/09/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (5件) を見る
▶︎ 上の文庫。古典書だが、文庫にあるまじき(?)高額。とは言え1冊1500円だが。子供の頃の新潮文庫は180円や250円で買っていた、その感覚で比べてはいけないね。
こんな本も。最近の女性へのセクハラ問題を正面切って考えるにはこのくらいの本は読んだ方がいいと思う。
▶︎他いくつか新書を購入。
購入は控えているジャンルは小説。元から文学は好きなジャンルだが、エンタメ小説を読むなら、脳みそを鍛えられる硬い内容の本が良いと最近は感じている。
おかげで最近、小説の読み方を忘れかけてきたような気がする。ストーリーを追うってどうやるんだ?
▶︎「そんな難しそうな本を読んで理解できるんですか?」と聞かれることがある。
違う、わからないことが書いてあるから読むんだって!内容が理解できる本は読むだけ無駄なんだよ。
▶︎最近やっとわかってきたことがある。「自分の理解できる本を読むことが読書だ」と思うひとも多いということだ。だからそういう質問をされるのか。私もまだ理解の及ばないところがある。大変勉強になる気づきであった。
【日記】2018年10月8日 ライブ聴いた。note記事書いた。
▶︎台風、地震と気候の変化と天災には敵わない。それでも楽しく人間らしく行きたいわけで、音楽やnoteを書いている。読書は少し控えている。好きなんだけど、鍵盤ハーモニカやカホン演奏をやっていると時間がなくなってしまう。
結構今回も突っ込んで書いたと思う。(毎回ツッコミ方が鋭くなっているというご意見もいただくが)
▶︎人間は感性が大事とは言う。しかし世の中にはその感性を矯める環境が多すぎて、自己表現することすらしづらい。表現しづらい上に感受性を育めない状況が日本社会の現実だと感じる。
▶︎しかし、社会のせいにしても何にも変わらないので、自らの感性を解放することを見つけてやるしかない。他人がいちゃもんつけようが関係ない。人の批判する時間があるくらいなら、自分が自分らしくあることをすればいい。
【日記】2018年10月2日 朝 SPレコードとハイレゾの音の間にて
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ全曲、他?2CD?
- アーティスト: 久保田巧(Vn),J.S.バッハ
- 出版社/メーカー: オクタヴィア・レコード
- 発売日: 2004/09/22
- メディア: CD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
久保田巧の「バッハ : 無伴奏ヴァイオリンパルティータ 全曲 他」をApple Musicで
久保田巧の「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 全曲」をApple Musicで
▶︎昨日から10月になった。今年残すはあと3ヶ月。5月に引越してドタバタやっていたら今年はもう終わるのか!
▶︎CDのような音楽メディアの大半を売却してしまったが、また最近買い直している。やはりそこそこ良い音質で聴けて、録音データがわかるものは手元に置きたいという気持ちは捨てられないようだ。
▶︎ハイドンの弦楽四重奏全集やワーグナーの楽劇のように長尺の音楽はBlu-rayオーディオのほうが良い。CDはディスク交換が激しくてやっていられない。
▶︎あとはApple MusicのようなストリーミングサービスはCD未満の音質ではあるが、AppleTVでAirPlay再生してみるとなんとか鑑賞に耐えうるようになった。AppleTVでなくてもいいと思うが、Apple Musicの音は微妙な立ち位置のように思える。久保田巧さんのバッハはApple Musicで聴いている。
先日の日曜日にトヨタ産業技術記念館で蓄音機の音を聴いてきた。ハイレゾ音源とは真逆の超アナログの音だ。
▶︎SPレコードで上記プログラムを聴いた。まず驚いたのはSPレコードの再生時間の短さだ。
知識としては持っていたが、1盤面数分しか録音できないので、長い曲は複数枚のレコードが必要になる。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は第1楽章だけで5盤面を使用していた。曲の途中でブツッと音楽が途絶える。レコードと磨り減った針の交換して次に再生。
流石にCDに慣れていると第1楽章だけでこれだとイージーリスニングは無理ってものだ。LPレコードでもベートヴェンなら1枚で済むのに。
▶︎と言いながらもSPの音質は魅力があった。AMラジオのようにレンジが狭く、刺激がほとんどない。ゆえに聴いていると居眠りしてしまうほど心地よい。
今回は電気を使わないゼンマイ式の蓄音機で聴いたが、気持ちが落ち着いた。「蓄音機療法」というセラピーがあってもいいんじゃないかと思うほどである。
▶︎音楽メディアの変遷はあるが、音楽を聴きたい、記録して置きたいという気持ちは共通する。技術の進化が必ずしも音楽の進化でも録音の進化でもないところが私にとってはとても面白い。
【日記】2018年9月28日 季節の変わり目は体調が変わる。その時の対応。
▶︎急激な季節の変わり目に入った。私も相当に経験値を積んでいるので、この時期は1年のうちで最も気をつけている。夏から秋というのはかなりの体に負担をかける季節だと感じる。寒暖の差、台風の連続上陸、長雨、とにかく要注意の環境である。
▶︎というわけで、結局仕事は3日間休んだ。この時期は絶対に自然に逆らわない。これが私の得た知恵である。無理してもいい時季はあるが、今は私にとっては無理してはならない時季である。
▶︎と言っても臥せて寝ているばかりでもつまらない。かと言って読書はそれほど進まない。こういう時は音楽を奏でるか聴くか、である。
▶︎引っ越したこともあり、最近はオーディオのセッティングをいじることがいい気分転換になっている。なんか昨日はサブウーファーも入れてしまった。
ヤマハ サブウーファー YST-FSW050 (1台) A-YSTII方式 ブラック YST-FSW050(B)
- 出版社/メーカー: ヤマハ
- 発売日: 2007/10/20
- メディア: エレクトロニクス
- クリック: 11回
- この商品を含むブログを見る
重低音は好きじゃないが、すこーし低音を入れると絶妙なバランスで良い音が出てくるので、悪い趣味ではないと思った。
実は先日、DENONのアンプ、CambridgeaudioのCDプレーヤー、パイオニアのスピーカーはハードオフのオファー買取というシステムで売却してした。
ちなみにハードオフのオファー買取はやって見たらかなり高値で買取してくれた。
アンプ 購入価格26,000円→買取価格15,000円
CDプレーヤー購入価格19,000円→買取価格14,000円
スピーカー(中古)購入価格8,000円→7,500円
近所のハードオフに行くとこんな高い価格では絶対に買い取ってくれない。ハードオフも店舗により需要が随分ばらつきがあるようで、アンプは5,000円の入札もあったから、1万円も価格差があったことになる。
中古スピーカーはもともとの状態がとてもよかった(新品に近い美品)こともあり、私の買値でそのまま買い取ってくれた。
このオファー買取の仕組みは簡単で、売りたい品物をスマホで画像を撮り、製品説明とともに出品する。ほどなく日本全国のハードオフのお店から入札価格が提示される。
高い買取値から表示され、提示価格に納得できた該当店舗を選んで終わり。あとは梱包方法や入金先を記入すれば良い。基本的に宅配便が引き取りに来てくれる。(今のところ送料負担はしなくていい)
もちろん買取価格に不満があれば出品を取り下げることもOKである。
特に宣伝するつもりはないが(金も貰っていない)、重いオーディオ関係の処分は大変なので、家にいて査定してもらえるこのシステムはかなり使える。
大きなオーディオを売却して、小さなオーディオ装置にしたらかえって音質は良くなった。
アンプはNFJのデジタルアンプ。
CDはブルーレイレコーダー。
YouTubeとApple MusicはAppleTV(第3世代)を中古で購入して聴いている。
極力HDMIや光デジタル端子で結線していることもあるのか、音の劣化は少ないと思う。
デジタルデバイスはアップル製品に統一しているので、AirPlayやiTunes購入音源を聴くにもほとんどストレスがない。
スピーカーは自作、純セレブスピーカー、数台を気分に応じて交換して聴いている。安いし、小さいので気軽に変えることができるので、気分転換にはもってこいなのである。
おかげで随分シンプルなオーディオ構成になったし、音質も向上した。
売却して先のサブウーファーや中古のパワードスピーカー(ONKYO)を入れてみた。
あえてパワードスピーカー理由はこの製品には光デジタル入力端子があり、ハイレゾまで対応しているとスペック表に書かれていたためだ。
どんな音質なのかを確かめたいと思い、実験として聴いてみている。ただ気になったのが左右をつなぐケーブルの細さ。試しにカナレの少し太いもの(1メートル153円)に変えてみたら、音がスッキリした。安いので最初からこのケーブルをつけてほしいと思った。