音を読む 本を聴く

イトウの音と本の綴織

これからのことを考えよう

 音楽をもっと聴きたい

最近はCDを買うときはメルカリで中古ばかり買うようになり、リアルなショップではほとんど買わなくなった。

聴いていない中古CDには食指は動くものの、だんだんと新鮮さに欠けるようになった。

だから新譜を買うため先日タワーレコードに行ってきた。その割には購入したのはリイシュー品が半分以上。これは自分が保守化している。なんとかせねば。

img

R.シュトラウス: 交響詩英雄の生涯」(第1稿)、エドガー・ヴァレーズ: アメリ

インゴ・メッツマッハーベルリン・ドイツ交響楽団

Challenge Classic

ワゴンセールで購入。フルプライスが1,000円ほどになっていた。

f:id:jsbgm1860:20200110220333j:plain これはメルカリでの購入したミュンシュラヴェルRCAリヴィングステレオボックスの中の1枚。演奏は熱い。

f:id:jsbgm1860:20200110214901j:plain
宙吊り純セレブ

純セレブスピーカーのアップデートにも余念がない。

天井より吊り下げを試している。位置をもう少し詰めていきたい。

【日記】ブログを毎日更新していた15年位前、そして今。

非常に久々にブログを書く。

SNSや個人的な活動、読書、勉強などに時間をとられてしまい、ブログを書くところまで至らなかった。

 

今年は実りがとても多い年だった。おそらく過去振り返ってもこれほど充実した年はなかったのではあるまいか。様々な人と出会い、体験による学びも多かった。

来年はブログで考えや私の活動などできる限り公開していきたいと思う。

 

閑話休題

今年Macminiを導入した。残念ながらYouTube動画ライブ配信をするためにはPCが必要だっためだ。Corei3だ。

我ながらCeleronまでしか買ったことなかったので、最初はそこそこ速かったので喜んだが、5分程度の動画編集をするだけで相当な時間がかかった。立ち上がりも1分かかることもあった。ブログは更新しづらい。

これは失敗だった、と思った。

 

今年12月に入り、稼働率の悪いMacminiを売却し、思い切ってPCを買い替えた。スペックはCorei7くらいのPCを探したが、そこそこに高価。

そこでたまたまHPで見かけたPC。Ryzen7はどれほどの力量か?不明ながらも、価格は恐ろしく安い。

jp.ext.hp.com

これを購入した。

まだ動画を配信していないのでRyzenの力は未知数ではある。

立ち上がりは10秒ほどなので、文章を書くデバイスとしてならかなりイケると思う。

正直言ってMacminiは私のスタイルにはあわない。ノートPCのサイズ感と気軽さが必要。

 

Windowsはかつて8.1のひどさがトラウマになっていて、本気に自分の道具としては使えないと思っていた。

先日職場のPCがWindows7から10に替わって使ってみて、使いやすくなっていて驚いた。

これってMacと変わらない。むしろWindowsのほうが明快な部分もある。

しかも現在WindowsのPC価格は相当こなれている。

 

Macの価格が高止まりなのに対してWindowsは価格帯に幅があり、選択肢が豊富である。

Windowsはフォントに美しさがない、PC筐体のデザインがダサい、という印象が私には強かった。

しかし、少なくとも筐体デザインにおいては、魅力的なWindowsPCは想像以上にあると気づいた。

 

特に今回の買い替えにあたって、HPのデザインも驚くほど洗練されている。

これでセール時に9万円台。いいのかね。

 

結局PCは道具なので使い倒すものだと思っている。

もちろん道具にしてはそこそこ高額だから躊躇するところもあるが、割り切って1、2年で買い替えることにした。

金銭的にはもちろん苦しいのでコストパフォーマンスは重視する。

 

こうして新しいPCを使っていて思うこと。まだスマホSNSもなかった15年前。

立ち上がりに5分くらいかかるPCでブログを更新し、ブログで発言し、ブログで交流していた。

もちろん変な奴は当時からいて、彼らはろくなコメントをよこさない。トラックバックってもう死語だな。私もすでに説明できないわからない使えない。

 

15年前それでも私は充実していた。

いまやその5分が惜しいくらいになった。これを贅沢というのか。

いや、紙とペンに近づく道具としてPCを認識できてきたと言っていいと思う。

 

さてPC買い替えによりブログを書きやすい生活が戻ってきた。

しかし本当に、本当にブログは書けるのか。

大丈夫、才能は枯渇しない。もとから私には才能がないので枯渇しようがない。

 

今回15インチのPC。2㎏弱の重量とはいえ、デカい。

 

扱いづらいのだ。

やはり、私自身が贅沢になっていることは間違いないようだ。

13インチだったな、とすでに後悔をする。

変哲くんに会いたい。

この地に引っ越してきて1年半ほど経つ。
ある時、散歩していて老犬に出会った。

茶色の毛並み、トロンとした眼差し。
ゾロゾロしたヒゲもなんとも良い味 だ。
ユルイ雰囲気がもとてもよい。

飼い主の人にも「ワンちゃんカワイイですねー」と声をかけたこともあった。

ある時、妻が「あの犬、なんの変哲もない感じがいいね!」
と話した。

「変哲もないってさ、犬でも失礼な言い方じゃん!」
妻と笑いながらしばし盛り上がった。

その老犬は「変哲くん」と名付けられた。
もちろん本名は別にあるだろう、我が家だけの話だ。

しかし最近、変哲くんになかなか会えなかった。

変哲くんのいるお店は美術品店である。

お店を通る時、変哲くんは散歩中なのかいないか、店のシャッターが閉まっていて中が見えない。

ある日曜のこと。

よし今日はなんとしても変哲くんに会うのだと、意を決してお店に向かった。

店に行くも彼はいない。察するに散歩のようだ。

ならば近所にいないだろうか?

少しワクワクした。
周囲を歩き回ってみた。

そうしていると遠くに犬と散歩する人を見かけた。
飼い主が美術品店の人のように見えたが、よくわからない。

ひょっとして変哲くんでは?と思い声をかけようとした。

しかし、どうも様子が違う。
その犬にはヒゲもない。
毛が短くスマートに見えた。

私の変哲くんのイメージとは全く違う。
でも茶色の毛並みだし目はトロンとしているあの眼差しだ。

変哲くんなのか?
迷ってしまっため、つい声をかけそびれてしまった。

帰宅して思い返した。

あ。

ヒゲを切ったのか!

あのヒゲは、変哲くんの変哲くんたる所以だった。

ヒゲを切った変哲くんはキリッとしていて格段にカッコよくなった。

でも私は変哲くんのもっさりしたところが好きだったのだ。

トロンとした眼差しで
潤んだ目で
ヒゲのような毛を口の横から生やしている、あの変哲くんが。

でも今度はカッコよくなった変哲くんに会ってこよう。

なんの変哲もない犬ではなくなった、変哲くんに。 

良い音のする録音とは?

かなりブログ更新の期間が開いた。 最近メルカリでCDをたくさん入手している。

どうやら私は他人よりいい音への執着が強いようである。 とにかく音が悪いことが気に入らない。 引っ越す前のオーディオ装置が思う音が出ずに、相当に不満だった。

引っ越してから環境が変わり、音環境も変わった。

jsbgm1860.hatenablog.jp

純セレブスピーカーの出会いは決定的だった。

下に画像は現在のメインの純セレブスピーカー。

これが素晴らしい。見た目をなんとかしたい…

今回純セレブスピーカーを作りながら、あらためて「自分にとって良い音とは?」という追求が楽しい。

どんな音が良いのか

音の良し悪しは好みである。 以上なのだが、それでは話が進まないので敢えて書いてみる。

例をあげよう。


Ray Charles - The Ray (Instrumental)

THE GREAT RAY CHARLES + 9

THE GREAT RAY CHARLES + 9

  • アーティスト:RAY CHARLES
  • 発売日: 2015/02/28
  • メディア: CD

THE GREAT RAY CHARLES

これはレイ・チャールズが1957年に録音したインストルメンタルアルバム。(つまりレイは歌わずピアノ演奏のみ)

私はこのアルバムの存在を知らず、Apple Musicでながら聴きをしていてたまたま発見した。

他のレイのアルバムも聴いてみたが、このアルバムだけ突出して音が分厚い。

ジャズバンドとピアノという比較的小編成だからか、非常に音のまとまりがよいし、 一番の魅力はサックスやトランペットの音にしっかりした色を感じるということ。純セレブスピーカーで聴くとさらにバンドが目の前で演奏しているかのようで生々しい。

アトランティックレコード時代のレイの録音は軒並みこの分厚さが特徴のように感じる。

私にとっての音良さ=分厚さ

私が中高生だった1980年代はアナログレコードからCDに音楽メディアが遷移していた時期である。 この80年代の音というのが曲者で、今この時期の録音を聴いても突出して音がペラペラで薄く感じる。

70年代の歌謡曲 https://youtu.be/marVwFNDDicyoutu.be

80年代〜90年代歌謡曲 https://youtu.be/vF3zl9c7T2Iyoutu.be

聴き比べてお分かりになるだろうか。

70年代は簡単にいうと音が分厚い。80年代は音が薄くなる。 音がトゲトゲしない。おそらくアナログの音だからだと思う。

おそらくCD化されたアルバムを聴くともっとはっきりするのでどこかで聴いてみると良いだろう。

時代が新しくなれば良い音になるとは限らない

私はCDが出る前つまり70年代までの録音に音の良さを感じる。

そこで意図的に1950年代から10年単位で録音された音楽を聴いてみて。

今のところ古い録音だから貧しいということはない。むしろ現代の録音より1950年代の方が「うわぁ、この音めちゃくちゃいい!」と感動することすらある。

いい音とは魅力的な音といえるかもしれない。

【日記】2019年5月30日 

なかなか体調が上向きにならないが、それでもとりあえず生きている。

病気不幸自慢はもううんざりしているので書くつもりはないが、本当に日本の医療は患者を治療するということを目標にしていないと思う。単に薬を処方するだけで、これなら医者でなくともやれるんじゃないか。

5月19日、純セレブスピーカーイベントに参加するために、東松山に行ってきた。

交通費が捻出できず、ネット上で妻が訴えたおかげで、多くの人たちにカンパをいただいた。

参加することが出来た、そのことも書きたいが、まだキーボードを長く打っていることができない。

もう少し、よくなるといいんだが。少しでいいから。

大好評だった折り紙スピーカー。これをつくるワークショップとスピーカーの音を楽しむレコードコンサートをやりたいと思う。

そのためにはあと少しでもいいから動けるようになりたい。