【読書】侮り難し。岩波ジュニア新書
最近、読書しながら思っているのが、ジュニア向けの新書、文庫がなかなかスゴイということ。
筑摩書房だとちくまプリマー新書。これも著者が松岡正剛、内田樹、竹田青嗣、藤田紘一郎と錚々たる面々で押し出しが強い。
しかし、最近は岩波ジュニア新書を改めて読み直している。以下最近読んで良かった岩波ジュニア新書を羅列。
魂をゆさぶる歌に出会う――アメリカ黒人文化のルーツへ (岩波ジュニア新書)
- 作者: ウェルズ恵子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2014/02/21
- メディア: 新書
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岩波ジュニア新書は中・高生対象にしてはいるが、どっこい大人が意外と知らない事も書いているので、子供向けだと甘く見てはいけません。
理由としては、
著者の主張が明確で分かりやすい
中学生でもわかる前提にしているので、中学時代に苦手意識を持っていたものでもなんとか理解可能
新たに知る分野の概略を知ることができる
内容、視点がユニークなものが多く、かつ期待を裏切らない確率が高い
上に紹介したものでも特に
砂糖の世界史
自分で考える勇気
魂をゆさぶる歌に出会う
この3冊は特に私の必読書となっています。
今度は以下のものを読むつもりです。
- 作者: 新井明,新井紀子,柳川範之,e‐教室
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/06/21
- メディア: 新書
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でも、肝心の中・高生が岩波ジュニア新書を読んでいるかどうかというのが一番の疑問です。
中・高生、いや大学生を含む学生の皆さん、おすすめですよ。