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イトウの音と本の綴織

【読書】苫米地英人 本当に頭がよくなる「速読脳」のつくり方

▶今日は雨だった。こういう時は調子が悪くなりやすいが、早めに朝の買い出しに行った。

 

ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方 (PHP文庫)

ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方 (PHP文庫)

 

 かなり久々の苫米地さんの本。一時は毎月読んでいたものだが、さすがについていけなくなって、やめて何年か経つ。

YouTubeの一月万冊で推薦されていたので一応読んでみた。

地味に良い。一行先読みのやり方はやってみたらなかなか有効。ほかの手法はすぐできるかよくわからなかった。

が、速読をする目的がお金儲けくらいのものならやめた方がいい、ということも書かれていて、読書は究極、著者の人格や考え方を読み取ることであり、読む側が役に立つ情報だけを取り出すことではないという。

私も20代や30代のころ、そんな読書をやっていたし、今もそんな癖が抜けないところもあるので、ハッとなった。

表面的な技術は異なっても宇都出さんの速読の本にも共通するものがあり、速読するという前に、読みたい本をどう咀嚼して生かすかということに力点が置かれている点でほかの速読本とは一線を画していると思う。

【読書】 日本人が知らない幸福 ほか

今日は5時間読書していました。流石に充実しました。やはりこのくらい読書時間は取りたいです。

 

日本人が知らない幸福(新潮新書)

日本人が知らない幸福(新潮新書)

 

 

 

 

 

考える力が身につく ディープな倫理

考える力が身につく ディープな倫理

 

 

 

「全世界史」講義 I古代・中世編: 教養に効く!人類5000年史

「全世界史」講義 I古代・中世編: 教養に効く!人類5000年史

 

 

 

 

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!

 

 

反〈絆〉論 (ちくま新書)

反〈絆〉論 (ちくま新書)

 

 今日は個々の感想は控えて貼り付けただけで。

【読書】 サン=テグジュペリ「人間の土地」 ほか

 

人間の土地 (新潮文庫)

人間の土地 (新潮文庫)

 

繰り返し計30回ほど読む。

何と言っても翻訳が格調が高い。堀口大學の訳は、やや文語調であったり、体言止めであったり、詩的な部分もあって読みづらいところもあるが、字面が非常に美しい。この人間の尊厳のサン=テグジュペリの内容にふさわしい翻訳である。無論サン=テグジュペリの作品の素晴らしさは言うまでもない。

もっと内容理解を深めたいので数十回再読をしたい。

 

 

 以前単行本で読んだものの再読。

目標のハードルは低く、身の丈のあった生活を、一点豪華主義で、いちいちうなずくところが多い。

すでにバリバリ稼ぐことができない自分が無理して働いてきて、大量消費しようとしてたら、そりゃどこかで破たんしますわ。身をもって再読した。

日本社会の転換期をどう生きるかというヒントが満載。

【読書】 速読法実践中

昨日からやりだした速読法実践してます。

熟読しても速読しても、結局残る理解は変わらないのでは?

速読すると時期を開けて再読する気軽さもできるので、却って理解が深まるのでは?

という考えから、早速実践しています。

今日は1.5時間ほどで3冊。1冊30分というところです。

 

弓と禅

弓と禅

 

 これは昨日30分ほど速読しておいたので、時間としては計1時間ほどで読む。ドイツの哲学的への理解もないともう少し深く入っていけない。再読の必要あり。

 

 

 長きにわたる(?)積読本だった。今の日本の学校に国語は必要しない、「表現」と「ことば」にすべきというのは、大胆だが納得した。

 

 これはレファ本なので、かなりザックリと読んだ。プラトンアリストテレス、からデカルト、カント、ニーチェフーコーデリダとほぼ哲学書をすべて俯瞰できるかたち。とりあえず、哲学者がこういう考えを持って書いているということが大まかにわかるので良い。ただ、あまりこの本を熟読しても意味がない。原書を読んで、迷ったらたまにこの本を参考にするというのがいい。

 

 

さて、このまま1日に何冊も読書ができてしまうと、読んだ本すべてをブログにはアップできなくなるので、印象残った本だけを取り上げることにする。

 

 

どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)

どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)

 

 

www.utsude.com

【読書】 宇都出勝巳「どんな本でも大量に読める『速読』の本」

 

どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)

どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)

 

 YouTubeで「読書」で検索したら、この本がオススメで紹介されていたので本屋で購入。右脳がどうの潜在意識がこうの、という胡散臭い話ではなく、何回も本を高速回転読みさせて記憶のストックを蓄えていけるかというシンプルな原理。

別の速読法は以前私も受講経験があり、理解が伴わないのではないかという疑問があったが、ストックの蓄積で理解は進むということである。また、熟読したからと言って、本を理解したことにはならないとも主張、重要なのは何回も本を読み(回転)させて理解を深めることだという。

この程度の薄い文庫本なら2時間弱で読めてしまうのが私の読書速度であるが、

 

 

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

 

 これを試しに速読してみた。

40分ほどかけて、読んでみたらわりと全体像が見えた印象。しっかりわかるにはもっとこの「高速大量回転法」の経験を積んだ方がいいかも。私にはなまじっか冒頭からじくじく読むよりはこの速読法の方がさっくり読めたように感じる。

問題は小説や文学作品。応用できると書いてあるが、ダンテの神曲やエカーマンのゲーテとの対話くらいなら速読できそうだなとは思う。

面白いのでこの方法で読書もやっていこうかと思う。