【読書】苫米地英人 本当に頭がよくなる「速読脳」のつくり方
▶今日は雨だった。こういう時は調子が悪くなりやすいが、早めに朝の買い出しに行った。
かなり久々の苫米地さんの本。一時は毎月読んでいたものだが、さすがについていけなくなって、やめて何年か経つ。
YouTubeの一月万冊で推薦されていたので一応読んでみた。
地味に良い。一行先読みのやり方はやってみたらなかなか有効。ほかの手法はすぐできるかよくわからなかった。
が、速読をする目的がお金儲けくらいのものならやめた方がいい、ということも書かれていて、読書は究極、著者の人格や考え方を読み取ることであり、読む側が役に立つ情報だけを取り出すことではないという。
私も20代や30代のころ、そんな読書をやっていたし、今もそんな癖が抜けないところもあるので、ハッとなった。
表面的な技術は異なっても宇都出さんの速読の本にも共通するものがあり、速読するという前に、読みたい本をどう咀嚼して生かすかということに力点が置かれている点でほかの速読本とは一線を画していると思う。