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イトウの音と本の綴織

【日記】2018年11月28日 風邪回復 電子オルガンはシンセサイザーである

 

しないことリスト (だいわ文庫)

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  1週間以上患っていた風邪がやっと回復してきた。

 今回は本当にひどい風邪で、咳と痰が激しく出て苦しい思いをした。妻も歯痛で腫れてしまって、区切りにしては華々しくもなんともない。そんな誕生日と結婚記念日になった。

 しかし喉元過ぎれば熱さ忘れる。

 20代の頃に2回ほど受験して落ちた行政書士試験を来年受け直そうと思って勉強し始めた。

 以前は法律のことなどちんぷんかんぷんでなぜ受験したか不明だ。もう20年以上経つので、法律を一通り勉強し直してみることにした。

 資格試験はあまり乗り気でないタチだが、1年くらいやれば法律の勉強になると思ったのでやってみる。合否は追求せんでね。

 資格の合否よりもむしろ勉強は社会に出て応用することが最も大切だと思う。

 

人生にゆとりを生み出す 知の整理術

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  ニートで働きたくないphaさんの本。大まかに読んでみたが、ほぼ内容は同意できるものだ。

 刺激が多すぎる今の社会ではある程度の情報刺激を断絶した方がいい。そのほうが集中して物事が取り組める。

 あえて考えない、何もしない、という状況を作るのもいい発想だ。実は私も病気がひどい時は無音の状態にあえてしたものだ。少し調子が良くなってモーツァルトが聴けるようになった時の体験は忘れない。

 

 閑話休題

 昨日、名古屋音楽大学主催の電子オルガン科のコンサートに行ってきた。聴いてみたら、電子オルガンというよりはシンセサイザーと言った方が誤解がないと感じた。

 今どきの電子オルガンは非常に多彩な音が出る。

 オーケストラやジャズトリオ、ロックバンド、なんでもござれだ。喜多郎系や小室哲哉系、ジャズ系、クラシック系とジャンルを問わない。

 ただ、どんな音でも出るからか、かえって安直な音楽になってしまう嫌いもあった。クラシックのオーケストラの曲を電子オルガンに編曲して数曲演奏していた。

 確かにオケらしい音は出ていたが、どこか軽くてチープな感じが否めなかった。

 チープな感じも利用すれば面白いアレンジになる(ゲルニカでの上野耕路がよくやる)のも確かだが、今回はオケの音をそのままなぞるアレンジだった。それではシンセサイザーを使う意味があるのだろうか。そう感じて途中で退出してしまった。

 高望みと言われるかもしれないが、冨田勲のようなアレンジができないものだろうか。

 

 

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