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イトウの音と本の綴織

マリナー指揮ビゼー:カルメン組曲、アルルの女組曲

ビゼー カルメン組曲第1番第2番、アルルの女組曲第1番第2番

サー・ネヴィル・マリナー指揮ロンドン交響楽団

ピーター・ロイド(フルート)

私が個人のウェブサイト(ホームページ)を作っていた時からするともう15年以上ブログを続けているが、ひょっとしてビゼーは初登場ではないかと思う。(アルルの女はケーゲルの演奏を紹介していたかもしれない)

そもそもあまりビゼーをまともに聴いていなかっただけなのだが、あまりこれ!という気に入った演奏に出会えなくて、過ごしていた。

最近いろいろあってハードオフブックオフに出入りすることが多くなり、このCDたまたま300円ほどでハードオフで売られていたもの。

ジャケットを見ればわかるように、いわゆる名曲全集セットの1枚。このての中古はブックオフでも腐るほど売っていますから、別に珍しい音源ではありません。

でも、マリナーがロンドン交響楽団を指揮しているというのはわりと珍しいのではないか。

そして演奏もこれがなんと素晴らしいもので、さらにびっくり。

マリナーの指揮はいつもながら手堅いのですが、通俗名曲と言われるような曲を非常に上品に、もっと言えばノーブルに仕上げているので何度聴いても、飽きないもの。オケの音も実にククリアにとらえられている名録音だと思う。

この演奏をきっかけにブックオフでマリナーのディスクを漁る日々が続いています。

 

ビゼー:カルメン/アルルの女

ビゼー:カルメン/アルルの女

 
ビゼー:カルメン組曲第1番・第2番

ビゼー:カルメン組曲第1番・第2番

 

 

 

Carmen Suite No. 1: Aragonaise

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